台湾のフェス。そして台湾的次文化女子からみた日本の音楽・フェスの魅力とは。

――台湾で有名なフェスを教えて下さい。後、台湾ではどんなフェスやライブに行きますか?
 
<春天吶喊-springscream->や<春浪-springwave->……数えたことはないですが、台湾にもたくさんフェスはあります。私が好きなのは<大港開唱-Megaport->(2015年は日本からストレイテナー、[Alexandros]、FACTなどが出演)と、<巨獸搖滾- Beastie Rock->ですね。台湾のフェスには年2回くらい参加しますが、今年はamazarashiが見たくて、3月に開催された<明日音樂祭-T-Fes->行きました。

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<大港開唱-Megaport->

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<明日音樂祭-T-Fes->

――amazarashi! やはり日本のアーティストが好きなんですね(笑)。

興味があれば、日本人以外のライブにも行きます。今年は台湾の草東沒有派對(No party for cao dong)のライブや、アメリカのトゥエンティ・ワン・パイロッツ(twenty one pilots)のライブにも! ……行く予定でしたが、ボーカルの方の喉が充血してしまって声が出ないということで中止になりましたけど(笑)。年を追うごとに、海外から台湾に来てライブをやるアーティスはどんどん増えてきています。ですが、やっぱり日本バンドのライブに行きますね。今年はACIDMAN、tricot、ゆれる、the fin.、KEYTALK、MIX MARKETのライブに行きました(笑)。

――最後に台湾的次文化女子! Charcoさんから見た日本の音楽シーン、野外フェスの魅力とはなんでしょう?

私は日本語がまったく分からない時に、すでに邦ロックがすごく好きになっていました。邦ロックの特別感と豊かな表現力。言葉の意味は解らないのにちゃんと伝わってきたんです。それに邦ロックは自然に踊りたくなるような中毒性が強い音楽ばかりですよ。

今回、初めて<ラブシャ>に行って感じたことは、子供から大人まで幅広い世代の人たちがいて、ゆったり座っていても、立って踊っていても、どんな風に過ごしてもいい。誰もが自由なスタイルでフェスを楽しんでいました。多くのアーティストがいろいろなステージで演奏していましたが、今まで知らなかったアーティストでも、演奏が気になったら立ち止まって聴いてみたりして、色々な音楽にも出会えました。

日本ではフェスもライブでも、アーティストからお客さんまで、会場のみんなで思い切り歌って笑って、心から音楽が好きな人たちが集まっている印象があります。その環境では、とても楽しく生きていることを実感できますし、そういう日本ならではの雰囲気が大好きです! 

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