ドイツのラグジュアリーライフスタイルブランドModern Creation München（モダンクリエーションミュンヘン、以下MCM）から、世界的に注目されている音楽界のポップアイコンであるビリー・アイリッシュ（Billie Eilish）を起用した2019秋冬のグローバルキャンペーンのビジュアルが公開された。
新進気鋭のフォトグラファーがビジュアルを担当
キャンペーンの撮影を手掛けるのは、同じくミレニアル世代を代表するフォトグラファーのレア・コロンボ（Lea Colombo）。レアもまた、ファッション界で確立されたシステムに異議を唱えるアティチュードの持ち主だ。
デジタルが主流の中であえてフィルムで撮影し、生の質感はそのまま残しつつも、若々しくエレガントでアーティスティックなエッジの効いたビジュアルに仕上がっている。
今回のキャンペーンでは、ビリーとラッパー兼プロデューサーとして活躍するチャイルディッシュ・メジャー（Childish Major）が、ジェンダーレスなアパレルとアクセサリーを共有しながら着用している。
2人のスタイリングを通して、マスキュリンとフェミニン、アーバンとエモーショナル、クラシックとクール、オールドスクールとネクストジェネレーションといった要素が、2人のアイデンティティによって新しく解釈されている。
MCM AW-19 Campaign featuring Billie Eilish
ビリー本人からのコメントも到着
今回のキャンペーンについてビリーは、「私は、先入観にとらわれていない考えを賞賛しています。 私たちは、普段の生活に慣れてしまっているため、 そこから外れる人々のライフスタイルについて、 深く考えることをせずに、 間違ったものだと決めつけてしまいがちです。私は、人々が慣れ親しんでいるものにあえて異議を唱えることで、『常識的観点を覆す人』になりたいのです」とコメントしている。
同キャンペーンは、2019年7月より、リテール、デジタル、プリント、ソーシャルメディア、eコマースなど、ブランドのコミュニケーションチャネルを通じて、グローバル展開される予定だ。
