PART3. 睡眠満足度と睡眠不足による経済損失額の関係
〜睡眠に不満を感じる人による仕事の効率低下やミスのリカバリが多発〜

Q. 2012年の1年間で睡眠不足が原因による以下トラブルはありましたか?
・出勤すべき日に仕事を休んだ

1位 ロンドン(78件)
2位 ニューヨーク(73件)
3位 パリ(51件)
4位 東京(42件)
5位 ストックホルム(41件)

・出勤すべき日に遅刻・早退した
1位 パリ(78件)
2位 ロンドン(71件)
3位 ストックホルム(68件)
4位 ニューヨーク(48件)
5位 東京(37件)

・仕事の効率低下、ミスをしてリカバリに時間をとられた
1位 東京(52件)
2位 パリ(50件)
3位 ストックホルム(35件)
4位 ロンドン(26件)
5位 ニューヨーク(26件)
★東京は「欠勤・遅刻・早退」は少ないが無理な出勤による「効率低下・ミスのリカバリ」が多発。

【結果】睡眠不足が原因のトラブルによる経済損失額*は?
1位 パリ(1543億円)
2位 ストックホルム(3020億円)
3位 ロンドン(3922億円)
4位 東京(4757億円)
5位 ニューヨーク(5561億円)
★東京在住の“睡眠に不満を感じている人”による損失額は、満足している人に比べて約1.5倍多い。

*算出方法:「睡眠不足により、不注意で物を壊したり紛失したり事故をおこした」場合の出費・損失額、「睡眠不足により、出勤すべき日に欠勤、遅刻・早退した」場合の年間通算日数×1日当たり個人年収額、「睡眠不足により、仕事の効率が下がったり、ミスをしてリカバリに時間をとられた」場合の年間通算日数×1日当たりの個人年収額。

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〜医学博士 白川修一郎先生から教わる快眠のススメ〜