なぜ若者の参加が必要なのか・・・?

実は各献血ルームではそれぞれに趣向をこらし、様々なイベントを実施しているそうです。取材日は「タロット占い」が行われており、これまでには“ハンドマッサージ”や、お坊さんを招いての“人生相談”、似顔絵のイベントが開催されました。

というのも10年前との比較で、献血に協力する若者世代(10代~20代)が約60万人 (32パーセント)も減少しており、 “若者の献血への協力拡大”が必須な状況があります。

そのため、今回東京都内の献血ルームで「謎解きゲーム」を開催したという経緯がありました。今後も可能であれば「謎解き体験」を提供したい・・・とのお話でした。「献血」というものに対し、抵抗を感じることなく協力してもらえるような、取り組みを続けたいとのことです。

【献血謎レポ】 謎解きのついでに“社会貢献”やっちゃおう! life141228_kenketsu_10

献血謎をクリアするともらえる証明書~クリアまでの苦労が報われました!~

「献血ルームは“特別な存在ではなく、身近な存在”でなければならない」という言葉もありました。

確かに私自身「献血はしてみたいけど、いま一つどんな感じか良く分からない・・・」というイメージがありました。そんな『なんとなく・・・』を払拭するため、「謎解きゲーム」などのイベントを通じ、実際に訪れてもらうことで、一度きりではなく、継続的な献血への協力を増やすことになるのかもしれません。

現在、日本国内では1日当たりの平均で約3000人の方が輸血を必要としており、それを賄うためには、平均で全国から約1万5000人の方の献血への協力が必要と言われています。

最初は “謎解き”目的でも、“タロット占い”が目的でも、献血に参加することで「確実に助かる命があります」とのこと。

皆さんも、“楽しみながら社会貢献”してみませんか?

※記事内の数値は日本赤十字社のホームページを参考にしています。
URL:http://www.jrc.or.jp/donation/

記事提供元:イベニア

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