0120(フリーダイヤル)が東京を拠点に活動するインディペンデントレーベル〈WURAFU〉よりミックステープをリリースする。A面をEMARLE、B面をAI.Uが担当した計1時間の作品だ。
UC EASTによるアートワークをジャケットを構え、ベースミュージックを主軸として誰も知らない地下世界へ誘うのは考古学者EMARLE。「WHET」と題された30分の迷宮を抜けて辿り着く景色、あなたの耳には何が残るのか……。コメントによると、物腰柔らかいEMARLEは、ムカつく奴がいると容赦なくアスファルトに叩きつけるそうだ。
一転して、「EARTH GIRLS ARE EASY」と題したB面のアートワークを担当するのはNAOYA HIRATO。おもちゃ箱をひっくり返したようなサウンド・ダンジョンの中で、あなたは何が手に入れられるのか……。タンテ2台の1発撮りで制作された音源は、NINJASやANAGRAなどAI.Uの軌跡をなぞるようなミックスになっている。
地下探検が終わると、不可思議で未知の世界が広がっている。もしかしたらインディ・ジョーンズのサントラに合うかもしれない。でも、本作品をサントラとして映像作品を作るならば、それは極めて現実的な内容になりそうな気がする。
リリースに合わせ、8月30日(金)には0120は恒例のイベント<テレフォンクラブ>を、なんと江ノ島OPPA-LAにて開催する。ノイズ・エレクトロニカバンドのMAMMOTH、天才ビートメイカーRAMZA、鬼才ラッパーのHIDENKAはライブアクトとして登場。DJには悪魔の沼(Compuma、Dr.Nishimura、Awano)、suimin、Bugoctet(Eclipse)、TYTL(Takuya Honda/Takeshi Sato/Ozekix/Zooey Loomer 1979)、そしてもちろん0120も登場。会場演出はPhantom Vibration Syndromeが担当する。
日焼けをジリジリ感じる肌、蒸し暑く、甘く、メロウでサイケデリック、思考ができなくなるほどの高揚感。目まぐるしい程のOPPA-LAの景色の中で、あなたは誰と交わる?
text by 272
EVENT INFORMATION
テレフォンクラブ vol.4
江ノ島OPPA-LA
21:00-30:00
DOOR ¥2,000
【LIVE】
MAMMOTH
RAMZA
HIDENKA
【DJ】
悪魔の沼(Compuma / Dr.Nishimura / Awano)
suimin
Bugoctet(Eclipse)
TYTL(Takuya Honda / Takeshi Sato / Ozekix / Zooey Loomer 1979)
&
0120(AI.U & EMARLE)
【会場演出】
Phantom Vibration Syndrome
RELEASE INFORMATION
0120 Mix tape 「FreeDial」
release:2019 8.30
SideA:EMARLE / WHET
SideB:AI.U / EARTH GIRLS ARE EASY
Art work
SideA:UC EAST
SideB:Naoya Hirata
Label:WURAFU(wura-015)