Blue Note>や<Fuji Rock>(フジロック)にも出演するレジェンドJazzanova(ジャズノバ)のAlex Barck(アレックス・バーク)が超待望の新作アルバムのリリースと共に6月1日(金)にVENTで来日が決定した。

Alex Barck(Jazzanova)
2018.06.01(金)@VENT

エレクトロニック・ミュージックとジャズ、ソウルなどを見事にブレンドした傑作の数々をリリースし、新たなクラブサウンドを世界に提示してきたJazzanova。自らのレーベル〈Sonar Kollektiv〉は過去にはキャリア初期のDixonも所属していたほどで、まさにベルリンのシーンの礎を築いてきたJazzanovaよりDJチームの代表、Alex Barckが6月1日(金)のVENTに初登場!

90年代後半からのJazzanovaの快進撃はまさに現在のエレクトロニック・ミュージックの基盤を築いてきたものだろう。今ではバンドも結成し、ここ最近も日本では<Blue Note>や<Fuji Rock>にも出演するなど、クリエイティブをさまざまな手法で表現し続ける音楽家集団だ。

「深く、誠実に、そして尽きることのない音楽への愛情」をテーマに活動を続けてきたJazzanovaは、2002年の衝撃のデビューアルバム『In Between』、ソウルフルな2008年作『Of All The Thing』、バンド形式のスタジオ・アルバム『Funkhaus Studio Sessions』をリリースし、そして超待望の新作アルバム『The Pool』を今年の6月に遂に発表する!

ベルリンの壁が存在していた頃の東ドイツで自由に聞くことができなかった世界のまだ知らぬ音楽に魅了され、なるべくしてDJになったAlex Barckの音楽にかける情熱は並々ならぬものである。世界中の著名なクラブではほぼプレイし、Francois K.Gilles PetersonNorman CookAndrew WeatherallCarl CraigBasement Jaxxなどとも共演してきたベルリンの重鎮のプレイは全音楽ラヴァー必見だ!

Alex Barck
音楽に捧げた人生

「深く、誠実に、そして尽きることのない音楽への愛情」を体現するJazzanovaのAlex Barckが6月に来日 music180524-alex-barck-1-1200x900

Alex BarckはJazzanovaのメンバーとして90年代後半に登場し世界的な名声を得た。またベルリンを拠点とするレーベル〈Sonar Kollektiv〉のA&Rマネージャーとして、ソウルフルなポップからダンスミュージックまで、いまでも素晴らしいリリースを続けている。今さらJazzanovaと〈Sonar Kollektiv〉についてここで語る必要はないだろう。ここではAlexのキャリアについて語っていこう。

まだベルリンに壁があったころ、AlexはPrenzlauer Bergに生まれた。東ドイツの住人にとって世界の音楽事情を知ることは不可能に近かった。ところが若きAlexを止めることはできなかった。熱心な音楽リスナーだったAlexは東ベルリンの図書館で聴けるものは聴き尽くし、雑誌をむさぼり読み、ラジオで流れる音楽すべてを吸収してきた。特にSFB曲のDJ、Minika Dietelの番組には大きな影響を受けたという。18歳の時にベルリンの壁が崩壊した時にすぐに何になろうか決めたという。それは90年代の始めのことだった。彼はベルリンでテクノからウェイブ、ディスコ、ソウル、ヒッピーなフォーク、ヒップヒップそしてもちろんジャズまですべてをブレンドするDJセットの方法を学んでいった。新しく開放された東ドイツ人は販売店を襲撃するようになったが、Alexはレコードを探すようになっていた。この趣味は今でも続いて、現在では1万枚以上のレコードを保有しているという。

Alexの最初のギグは後にDelicious DoughnutsとなるClub Akbar Loungeだった。DJを始めてから10年でAlexは地球上の有名なクラブ殆どでプレイするようになった。一部の名前を上げるとすると東京のYellow、シンガポールのZouk、アムステルダムのTrouw、マドリードのGoa、チューリッヒのDachkantine、ロンドンのPlastic People、クロアチアのElephant Festival、そしてもちろんベルリンのWMF、Cookies、Weekend、Watergate、Panorama Barなどだ。一緒にプレイしてきたDJの名前も上げるとFrancois K.、Gilles Peterson、Norman Cook、Andrew Weatherall、Carl Craig、Basement Jaxxと錚々たる人物が並ぶ。

情熱を持ってチャレンジを続け、20年を超えるキャリアの中でAlexはコンピレーションの選曲者としてSecret Love、Computer Incarnationsなどの素晴らしい作品を手がけてきた。またドイツの複数のラジオ局で番組を持ったり、Jeremy Glennの”New Life“、Jazzanovaの”Little Bird“、Vindahlの”Question“、Little Dragonの”Ritual Union“などのリミックスも手がけてきた。2011年には素晴らしいプロデューサーであるChristian Prommerと一緒にPrommer & Barckとして”Alex & The Grizzly”を発表しヨーロッパ中をツアーで回った。また2人は〈Derwin Records〉を立ち上げた。この名前はブルターニュのお気に入りのクレープ屋から取ったものだった。このレーベルからは2人の作品だけではなく、Quintus Projectの”Night Flight”のLexxとPsychemagikによるエディットなどもリリースしている。Alexのこと書いていると彼は一つの方にはなまらにことがわかるだろう。彼は常に忙しく、クリエイティブな活動を続けている。彼のキャリア、そして人生には一つのテーマがある。深く、誠実にそして尽きることのない音楽への愛情。音楽は愛情であって、Alex Barckは音楽そのものなのである。

EVENT INFORMATION

Jazzanova

「深く、誠実に、そして尽きることのない音楽への愛情」を体現するJazzanovaのAlex Barckが6月に来日 music180524-alex-barck-3-1200x1200

2018.06.01(金)
OPEN 23:00
VENT
DOOR ¥3,500 / FB discount ¥3,000 / ADVANCED TICKET ¥2,500(RA
ROOM1
ALEX BARCK(JAZZANOVA)
須永辰緒(Sunaga t experience)
社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)
EITA(Kewl / THE OATH)

LIGHTING:MACHIDA(LSW)

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