叙情派インストDUBバンド・あらかじめ決められた恋人たちへ（以下、あら恋）が、2人組ユニット・MOROHAのMCを務めるアフロをゲストに迎えたコラボシングル“日々 feat.アフロ”を1月27日（水）に配信リリースすることに。またBandcampではハイレゾ（48kHz／24bit）バージョンが販売され、あら恋オフィシャルショップでは限定のCD版もリリースされる。
あらかじめ決められた恋人たちへが新シングル“日々 feat.アフロ”を発表！
本楽曲は、2019年にリリースされたあら恋のアルバム『……（リーダー）』のエンディング・トラック“日”にアフロが詩を書き下ろし、リアレンジと再ミックスを施したもの。あら恋のメンバー・池永とのやり取りを経て完成に至ったアフロの詩では、2020年から続くコロナ禍の日本が、真正面から描写されている。不測の事態に動揺する社会の中でも止まらない人々の営みに想いを馳せながら、改めて「生きる意味」を問い直していく内容に。
また、10分という尺をフルに使って淡々とレイヤーを重ねていくあら恋のウォール・オブ・ノイズ・サウンドも、ライブバンドとしての充実が窺えるスリリングな生演奏が主体となっている。そこにアフロの詩と声を活かすための丁寧なアレンジが加えられ、原曲よりも懐の深い音像が創り出されている。
まだまだ混乱の真っ只中にある2021年を「はじめる」ために制作されたシングル“日々”。大きなトピックの中で忘れられがちな「取るに足らない生活」の意義を鮮やかに表現した抒情詩に、是非耳を傾けていただきたい。
