「米国 ビルボード」及び「ビルボードジャパン」が2019年イヤーエンド・チャート全10部門の受賞楽曲・アーティストを発表した。
嵐にあいみょん、Official髭男dismそして米津玄師！今年を彩ったアーティストが勢ぞろい
2019年の総合ソング・チャート【Billboard JAPAN HOT100】で、米津玄師の「Lemon」が2018年の同チャートに続き、2年連続で首位に輝いた。これはアメリカの60年、日本の10年を超える総合チャート【HOT 100】の歴史でも類のない史上初の快挙となっている。
「Lemon」は2018年に年間首位を獲得した後、＜第69回NHK紅白歌合戦＞のパフォーマンスが話題となり、放映直後の週以降のダウンロードと動画再生が牽引して高ポイントをキープ。2019年のイヤーエンドでは、ダウンロード、ラジオオンエア、CD読み取り回数のルックアップ、Twitter、動画再生、カラオケの6指標で1位を獲得し、オーディオ・ストリーミングが解禁されていないなかでも、長くそして広く愛されている楽曲であることが分かる結果に。
米津玄師 MV「Lemon」
なお総合2位は、あいみょんの「マリーゴールド」で2018年リリースの楽曲がトップ2を飾り、次いで総合3位にOfficial髭男dismの「Pretender」、総合4位にKing Gnuの「白日」と2019年の躍進が著しいアーティストによる楽曲が続いている。Official髭男dismとKing Gnuは、＜第70回紅白歌合戦＞の出演が決定しており、米津やあいみょん同様、年末の音楽特番での露出が2020年の一層の伸展となるか、今後の展開に注目だ。
あいみょん – マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
Official髭男dism – Pretender［Official Video］
King Gnu – 白日
総合アルバム・チャート【Billboard JAPAN HOT ALBUMS】では、嵐の『5×20 All the BEST！！ 1999-2019』が1位を獲得。215万枚以上のCDセールスを記録した本作は2位以下を大きく引き離してのトップに。また、総合2位の星野源『POP VIRUS』は、ダウンロードとルックアップで1位、総合3位のONE OK ROCK『Eye of the Storm』は、ダウンロード3位と、ダウンロードの人気が高い作品が上位にチャートインしている。
嵐 – A･RA･SHI ［Official Music Video］
星野源 – Pop Virus （Official Video）
ONE OK ROCK： Wasted Nights ［OFFICIAL VIDEO］
日米ビルボード【HOT 100】史上初となる2年連続首位を獲得した米津玄師のコメント及びストリーミング・チャートで28週連続首位を獲得するなど（2019年12月4日現在）、大躍進を遂げたOfficial髭男dismのコメントが届いている。
米津玄師コメント
この曲を作ったのが遠い昔のことのような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
Official髭男dismコメント
ランキングももちろん嬉しいですが、まずそれだけたくさん曲を聞いてくれているリスナーがいてくれている事が本当に嬉しいです。
