Bonoboの5年ぶりとなる最新作『Fragments』より新曲“Otomo feat. O’Flynn”が公開！

これまでに3度グラミー賞にノミネート、前作『Migration』では全英チャートでトップ5入り、米ビルボードのダンスアルバムチャートでは1位を記録し、世界ツアーでは200万人を動員するなど、名実共にトップアーティストとしての地位を築いたボノボ（Bonobo）が、1月14日（金）に発売される最新作『Fragments』より新曲“Otomo feat. O’Flynn”を公開した。

Bonoboが新曲“Otomo feat. O’Flynn”を公開！

今回公開された新曲“Otomo feat. O’Flynn”は、アメリカがロックダウンから解放された際に、ロサンゼルスのスタジオで制作した楽曲となっている。「トンネルの終わりには光がある」という帰還の感覚が表現されており、オフリン（O’Flynn）と共同でプロデュースで制作している。ボノボがサンプリングしたブルガリアの合唱団の楽曲“100 Kaba-Gaidi”に加えて、ドラマチックなブレイクダウンとドロップを採用。ダンスフロアの解放感や、群衆の盛り上がりを思い出させてくれる楽曲となっている。

ボノボの最新作『Fragments』の国内盤CDには解説が封入され、ボーナストラック”Landforms”が収録される。また、Oカード付きのamazon限定CDも発売予定だ。LPはブラックバイナルの通常盤、レッドマーブルバイナルの限定盤、特殊パッケージにアートプリントが封入されたクリスタルクリアバイナルのデラックス盤、限られたお店だけで手にはいるゴールドバイナルが、ストア限定盤で発売される。さらに、レッドマーブルバイナルの限定盤は数量限定でサイン入りの発売も予定されている。また、タワーレコード限定で解説書が封入された日本語帯付バイナルも登場。キャリア史上最もエモーショナルな最高傑作『Fragments』をお楽しみに！

“Otomo”は、ブルガリアの合唱団のサンプルから始まった。メロディーは良かったが、ダイナミックな変化が必要だったから友人のオフリンに意見を求めた。すると彼は、ダンスフロアで使えるようなドラムセクションを送ってくれた。この曲はアルバムの中でもお気に入りの曲だ。今年のDJセットでずっとプレイしているが、すでに大きな反響があり、（オーディエンスからは）すぐに気に入ってもらえた。

ーBonobo

去年、サイモンが制作中のトラックを私に送ってきて、そのフィードバックを求められたんだ。僕は思い切って、いくつかのアイデアを試してみたいと思って、ステムをお願いした。この曲には、合唱のサンプルとコードが入っていた。僕は、その合唱をもっとハードなものと対比させて、文脈を変えようと試みたんだ。幸運なことに、サイモンは私のやったことを気に入ってくれて、そこから曲を発展させていった。そもそも、サイモンからフィードバックを求められたこと自体が驚きだった。彼は僕の好きな音楽をずっと作ってきたし、子供の頃に大きな影響を受けた人物の1人でもある。けど、そんなことはすぐに脇に追いやって、仕事に取りかからなければならなかった。感想を求められることに加えて、自分がその曲に参加するのはとても特別なことだと思った。だから、このアイデアを新しい方向に導いて、彼が作品の中で設定している高いハードルを超えるようなものを作り出さなければならないというプレッシャーがあった。

ーO’Flynn