BRAHMANとILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）が新曲“CLUSTER BLASTER／BACK TO LIFE”を9月にリリース決定！アートワークは河村康輔

これまでも交流があったBRAHMANとILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）の初めてのコラボから3年の月日が経った今、再び両者がタッグを組み、新曲“CLUSTER BLASTER”と“BACK TO LIFE”を9月30日（水）にリリースすることが決定！　さらに、アートワークは世界的コラージュ・アーティストの河村康輔が手掛けることに。

BRAHMANとILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）が新曲“CLUSTER BLASTER／BACK TO LIFE”を9月にリリース決定

このたびILL-BOSSTINOがTOSHI-LOWに「今こそ“ラストダンス”を新たな形で世に届けるべきではないか」と声をかけたことで、本コラボが実現。BRAHMANとILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）が初めてコラボしたシングル『不倶戴天 -フグタイテン-』に収められた“ラストダンス”から彼らの話はさらに発展し、2020年の日本を唄った楽曲の制作に入ることに。BRAHMANとILL-BOSSTINOの間でリリックやサウンドのやりとりが急ピッチで進められ、新曲の発案からレコーディングまでたったのひと月で制作された。レコーディング・スタジオに入るまで担当ディレクターすら楽曲の全貌を知らされていないという異例の制作から生まれたのが“CLUSTER BLASTER”と“BACK TO LIFE”の2曲である。

“CLUSTER BLASTER”は、90’ｓ的でヒリついたギターのヘヴィリフの上で、《ここは合衆国保護領　ようこそ　地獄行き決定だぜ　お前等　税金泥棒》と始まるILL-BOSSTINOのラップが牽引する、ストレートなミクスチャーナンバーだ。途中でTOSHI-LOWがBOSSからバトンを受け取り、クリーンなコーラスをバックに《過去の過ちも未来の不安も見えないふりをしながら　誰のための社会が作り出されていくんだよ》といった嘆きや怒りを吐き出していく。どのリリックも研ぎ澄まされていて、どの瞬間も聴き逃がせない。言葉は丁寧に積み重ねられながらも、生々しいサウンドで、瞬発力と技巧が溶け合ったレベル・ソングに。

“CLUSTER BLASTER”から一転、続く“BACK TO LIFE”は、《言いたい事を言い合った　お互いの事を知ったから　そんなこんなで空きっ腹　そろそろ皆で飯でも行かない？》というBOSSのラップで始まるレイドバックしたナンバー。怒りや憤懣を全て吐き出したあと、笑いと共に酒を飲み交わすのもまたリアルな時間だ。同時にこれは何も彼らだけに特別なことではなく、あらゆる場面で人と人の距離が大きく開いてしまった今だからこそ、当たり前だったあの愛着溢れる日常を想う多くの人々が共有できる感覚のはず。「フロウ」「ラコス」「幡ヶ谷駅前横断歩道」「KOちゃん」といった固有名詞の数々になぜだか心があたたまる1曲に。

さらに今回は、＜大友克洋GENGA展＞におけるメイン・ビジュアル制作など、数多くのコラボレーションのほか、自身の個展開催を中心に活動し、海外からも高い評価を受けている河村康輔がアートワークを手掛け、BRAHMAN、BOSS、河村がタッグを組み、TOY’S STORE限定で河村康輔コラボTシャツセットを販売することも決定している。“CLUSTER BLASTER”と“BACK TO LIFE”のリリースが待ち遠しい。