名古屋のアンダーグラウンドを代表するラッパーCampanellaが待望の新曲「Douglas fir」を本日9月11日(水)に緊急リリースした。
坂本龍一の「ZURE」をサンプリング
この楽曲は、盟友Ramzaがプロデュースを手掛けており、坂本龍一が2017年に発表したアルバム『async』収録の楽曲「ZURE」をサンプリングして制作されたもの。ミックスはD.O.I.、マスタリングはKentaro Kimuraが担当している。
YouTubeにて同時公開されたミュージックビデオのディレクションを手がけているのは気鋭の映像作家であるTAKCOM。Ramzaの歪んだ音像を切り裂くように放つCampanellaの攻撃的なラップが投影する美しく狂気的な楽曲世界とシンクロするような映像作品となっている。
日本のヒップホップシーンに衝撃を与えた2016年のアルバム『PEASTA』を経て、KID FRESINOのアルバム『ài qíng』収録の「Attention」や鎮座DOPENESSと参加したSTUTSのアルバム『EUTOPIA』収録の「Sticky Step」、GEZANのシングル「BODY ODD」など、広範なリスナーに鮮烈な印象を与えた数々の客演と全国各地のフェスを含む膨大な本数のライブをこなしてきたCampanella。「Douglas fir」は、現在、制作進行中の新作アルバムで探求を続けている革新的な作品世界を幕明ける最初の1曲だ。
彼のファンならずとも、ヒップホップ好きは必聴の内容となっているので、ご拝聴あれ。