アメリカで2018年のカセットテープ売り上げが23%上がったことをBillboardが報道した。推定販売数を集計しているNielsen Musicによると、2017年は17万8千個だったのに対し、今年は21万9千個に。2017年は35%の売り上げ増加を記録した年でもあった。

ここ40年で最も売れたのはマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラ。Vol.1は2万4千個、Vol.2は1万9千個のセールスを記録している(映画にはカセットテープが登場し、そのレプリカ仕様となっている)。

Marvel’s Guardians of the Galaxy – Trailer 1 (OFFICIAL)

また他にはトゥエンティ・ワン・パイロッツの最新作『Trench』やブリトニー・スピアーズのデビュー作『…Baby One More Time』、Netflixオリジナル作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のサントラなどが人気のラインアップに並ぶ。

カセットやアナログなど、思い出や体験とは切っても切れないモノが再評価されていく中、アメリカでは家を掃除・整理する方法を近藤麻理恵が紹介していくNetflix番組『KONMARI〜人生がときめく片付けの魔法〜』が一大ブームに。一度家にある思い出のカセットを聴きなおしてみるのも楽しいかもしれない。

2018年、アメリカでカセットテープの売り上げが23%増。一番人気は映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラ music190118cassette-tapes-1200x897
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Billboard