ま、まさかの生音アプローチ
もともとがロック好きという背景なのか、その頃にツアーを回った65デイズオブスタティックやトータスといったポスト・ロックのアーティストの影響か、3nd『ボディ・リデル』(06年)ではストリングスなどの生楽器を多用したアルバムをリリース。賛否両論も以外と非は少なかった印象だが、初期ファンは結構戸惑っただろうなぁ〜・・、当時は「クリス・クラーク」名義で活動していたけど、このタイミングで「クリス」を取って「クラーク」にもなったし・・。ただしこの後も彼の雑食活動は続きます~!
繊細なのかどうなのか・・ハラハラ・・
4rd『ターニング・ドラゴン』(08年)ではロックのラウドな部分を持ってテクノを体現するようなアルバムで日本では本格的にブレイク。この作風はこの次の5th『トーテムズ・フレア』(09年)にも継承されます。繊細な初期活動に比べて、バキっとしてテクノやブレイクビーツといった要素を多くしたクラーク。ここまで来たら「次はどこに行くのよ~」とファンの意見はどこ吹く風、昨年の6th『イラデルフィック』(12年)ではまた生音と初期にあった繊細さを融合。ここまで振り回されて残ったファンは”真”の信者。<SonarSound Tokyo 2012>⇒ 昨年10月の単独来日 ⇒<TAICOCLUB’13>では、そんな信者をこれでもかと湧かせたことも記憶に新しい。