DJ/選曲、レコードバイヤーとして活動してきたCOMPUMAがソロ名義初のアルバム『A View』を6月17日に自身のレーベル〈SOMETHING ABOUT〉から、CDリリースする。
COMPUMA『A View』
2021年秋、北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼によって制作された演劇『眺め』の為の楽曲を素材に、共同制作者のhacchi(Urban Volcano Sounds/David Soul)とともに新たにアルバムとして作り直されたオリジナル楽曲9曲+ダブ・ミックス2曲、計11曲のオリジナル・フル・アルバム。
収録される2曲のダブ・ミックス、ひとつはシンガポールのレーベル〈Midnight Shift〉から5月末にリリースされる、DJ行松陽介キュレーションによるコンピ『Midnight is Comin’』への収録楽曲“Flowmotion(IN DUB)”の自らによる新たな別ヴァージョンを、そして、本作収録の演劇「眺め」の為の楽曲“View 2”を、LITTLE TEMPOやOki Dub Ainu Band、さらにはGEZAN『狂(KLUE)』のミックスも話題になった内田直之がダブ・ミックスを手掛けている。マスタリングには、数々の作品を手がけているピースミュージック中村宗一郎を起用。
マスタリング・エンジニアには、坂本慎太郎やOGRE YOU ASSHOLEなど、数々の作品を手がけているピースミュージック中村宗一郎を起用。アートワークは世界的な画家で、国内ではMETA FIVE、TOWA TEIなどのジャケット・アートでも知られる五木田智央、そしてデザインは鈴木聖と、これまでのCOMPUMA作品を手がけてきたふたりによるプロダクトとなっている。(Text by 河村祐介)
コメント
いつも独特な世界を観せてくれるCOMPUMA。曲の展開していく時間の流れや寄せてこない感じがたまらなくイイ。今作も素晴らしい!
森 俊二(222)
演劇の劇伴から派生したという本作、ミュージック・コンクレートのようでもあり、アヴァンな現代音楽家の作品のようでもあり、環境音楽的であり、またCOMPUMA持ち味のスペイシーさや間もあり、痛快。とにかく耳をそば立てたくなる。今までMix CDで聴いていたCOMPUMAの美意識が詰まっています。松永くん、出会ってから実は30年くらい経ってますね。ソロでの初の作品リリース、本当におめでとうございます㊗今後のご活動も楽しみにしております。
Kaoru Inoue
COMPUMAの作品やDJがこれからもわたしの音楽のよろこびかたをふくらませ、人生にたくさんのきらめきを与えてくれることを確信し、胸がいっぱいになりました。
LIL MOFO
RELEASE INFORMATION
A View
COMPUMA
2022.06.17(金)
SOMETHING ABOUT|SOMETHING ABOUT 005
フォーマット:CD
値段 :2500円(税抜)
流通:SOMETHING ABOUT/ブリッジ