先月開催された来日公演では、初日にロディ・ボッタムのキーボードにトラブルが発生するという思わぬアクシデントに見舞われながらも、持ち前の安定感でステージを進行し、開場となった新木場スタジオコーストに集まった多くのファンを興奮の渦へと巻き込んだフェイス・ノー・モア。
さらに、二日目には新曲“Cone of Shame”が世界初披露されたり、ヴォーカルのマイク・パットンと親交のあるヒカシューの巻上公一さんが飛び入りで登場するなど、とにかく見応え満点の内容となったことが記憶に新しい彼ら。
そんな中、ついに待望のニュー・アルバム『ソル・インヴィクタス』に関する詳細が発表された! バンドにとって18年ぶりのスタジオ・アルバムとなる今作は、ベーシストのビリー・グールド・プロデュースによるもので、ビリーは最近のインタビューで今作について次の用に語っている。
「ミュージシャンとしてこれまで色々経験してきた俺が言えるのは、今作で自分たちがやっていることっていうのは、前作を発表してから今に至るまでに訪れた場所や詰んだ経験などが反映されているってこと。よりパワーアップしてると思うよ。それからところによってすごくパワフルで、それでいてとてもスペーシーな部分もある。俺たちの化学反応によって繰り出される演奏から生まれるもの、それはいつだって俺たちのサウンドなんだ。それが自分たちにとって最も心地良いと感じるものだからね。」
『ソル・インヴィクタス』ジャケット
また、今回解禁となったアルバムのジャケット写真には、2010年に小説『Haunted Air』を出版した、インダストリアル/エクスペリメンタル・ ミュージック・グループのコイルやサイクローブの一員でもある英ミュージシャン兼アーティスト、オシアン・ブラウンの写真が使用されている。全10曲収録、日本盤は1週間の先行発売を予定しているので、お見逃しなく!
なお、現在公開されたばかりの新曲“Superhero”の試聴が可能となっているので、まずはチェックを!
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(edit by Qetic)