ビートメイカーのFKD、全編インストゥルメンタル楽曲によるアルバム『Initial Impulse』をリリース｜初期衝動的な感覚を落とし込んだ作品に

FKDによる全編インストゥルメンタル楽曲のアルバム『Initial Impulse』が4月27日にCDおよびデジタルでリリースされた。

全編インストゥルメンタルの作品は自身初

東京を中心に活動するビートメイカー／プロデューサー／DJのFKD。初の全編インストゥルメンタル楽曲のアルバム『Initial Impulse』は、自身の活動の中で体感した様々な「初期衝動」を表現したアルバムとなり、ルーツであるヒップホップだけに留まらず、自身が現行で傾倒しているベース・ミュージックやIDM、エレクトロニカ、ダンス・ミュージック全般をはじめ、様々なジャンルの音楽性を独自の解釈で再構築した楽曲が多く含まれている。活動初期から数々の初期衝動を経てさらにサウンドスケープを広げていく様子が垣間見える一作だ、ぜひチェックしていただきたい。

自分の新作アルバム『Initial Impulse』をリリースします。
自分の中で都度発生する初期衝動的な感覚を楽曲に落とし込んでまとめた作品となっております。
初の客演なしのインストゥルメンタルオンリーのアルバムとなっており、影響を受けた様々なジャンルの音楽を、自分のフィルターを通し、噛み砕き表現したジャンルレスな一作になっていると思います。
アルバムのアートワークは以前からご一緒したかったArt DirectorのAkihiro Yasuda氏。
自分の楽曲の有機的な部分とデジタルな手法、根底に重要視している思想の部分をビジュアルに落とし込んでいただきました。
生物であり細胞レベルで見れば変化し続ける生き物であるとも捉えられるフィジカル=物質としての物の重要性を感じることも昨今は多々あり、今作はCDとしても販売します。
今作は自分の人生の今を切り取った記録物でもあります。
みなさんの心や記憶、そして手元に残して頂く事で自分の音楽の寿命は伸びると思っています。情報が錯綜する社会。まずは媒体構わずぜひ聴いて頂きたいという思いが一番です。
その上でもしもう一歩興味を感じていただいた方は、物として手元に残すという行為を今の記憶や、瞬間、時代を物理的に刻む一つの手法としても楽しんでいただけたら幸いです。

FKD