世界中の憧れの的、NY
正直少し笑ってしまったのが、会場内の装飾が何よりもシュール！ オブジェはリンゴ、自由の女神と「ニューヨークへようこそ！」とド直球に伝えるものばかり。日本の音楽フェスの手が込んだ装飾を見慣れた筆者としては逆に新鮮で楽しむことができた。
ちなみにステージの一つに「ビックアップル（NYの別称）ステージ」というのもある（笑）。
アーティストとオーディエンスの間に垣根があまりない国なだけに意外だったのが、サインブースが設置されていたこと。CDを購入すればサイン会参加券が手に入るというシステムは日本のそれと一緒。
人種の坩堝・NYならではのオーディエンス
「セルカ棒」を駆使するギャル達をパシャり！ 余談だが、ここニューヨークでこの「セルカ棒」を見るようになったのは意外にもここ最近のこと。日本でのブームに少し違和感を感じていただけに彼女達を見てホッとしたり（笑）。
日本も負けていないが、オーディエンスのぶっ飛んだファッションを見るのも海外フェスの醍醐味。マッドサイエンティスト？ それ暑くないの？ な男子2人組を発見したり……
ファッションだけではなく道具でも攻める！ 大量のバルーンを抱えるこの女性には、家から持ってきたことを想像すると思わず感心してしまった。また、その他にも会場内にて収めたファッションスナップが現在掲載中なのでそちらもぜひチェックしていただきたい。
年齢層が圧倒的に若い＜ガバナーズ・ボール＞だったが、自身の踊りで数々のパーティーを制覇してきたであろう女性も発見。ちなみに3日間の中で彼女が誰よりも楽しそうに踊っていた。
この日の一つの目玉アクト、フローレンス・アンド・ザ・マシーンを最前で待機するこの女性。話によると彼女は世界中に支部をもつファンクラブの会長のようで、彼女以外にもメキシコ、カナダからと各地からファンが集まっていた。こういった熱狂的なファンを見ると、同じ音楽が好きなものとしてグッとくるもの。
＜ガバナーズ・ボール＞の一つの目玉ブースである「サイレント・ディスコ（DJブースから出る音をワイヤレスヘッドホンに繋いで無音の中踊るというもの）」では、往年のヒップホップアンセムの畳み掛けで大いに盛り上がりを見せていた。
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