2013年もあと1か月を切り、各音楽メディアが年間チャートを発表しはじめてきましたね。そのランキングに納得したり、議論をしてみたり、はたまたチェック出来ていなかった名盤に出会ったり…なんだかんだ楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
さて、音楽界でこの時期、年間チャート同様大きな話題になるのが<グラミー賞>。今年は12月7日(土)にノミネートが発表され、2014年1月27日(月)に授賞式が行われます。世界最高峰の音楽の祭典で最高の名誉を得られるのは誰なのか? ・・と気になりすぎたので、Qeticではライター陣&編集部の独断と偏見で、今回のノミネートの予想を立ててみました! 予想を立てたのは、最も注目が集まる賞の1つ「年間最優秀アルバム」、そしてそれぞれ個人的に気になる賞をチョイスしてみました。早速チェックしてみて!!
① ライター・UK氏の予想
★年間最優秀アルバム
ジャスティン・ティンバーレイク『20/20 エクスペリエンス』
ダフト・パンクが独占するんだろうな~というのが本音ですが、音楽シーンに颯爽とカムバックしたJTの衝撃は、やはり忘れがたいですね。ジェイ・Zが客演した“Suit&Tie”なんてあまりにも完璧で、リリースまでの間ひたすらYouTubeでリピート再生しましたもの。アルバム発売に先駆けて披露された今年のパフォーマンスも絶品でしたが、次回の授賞式でも世界中の老若男女をメロメロにしてくれるはず。頼むから来日して!
★個人的に気になる賞「最優秀新人賞」
ロード
新人はソロもバンドも大豊作の1年でしたが、グラミー賞=ショウビズと考えたら、ニュージーランドの歌姫ロードでキマリでしょう。17歳とは思えぬ大人びたルックスと、ダブステップ以降のビートに寄り添う妖艶なヴォーカルはすでに大物の貫禄たっぷり。ガガ様やリリー・アレンも復活を遂げたし、LAでは早くも<BBC Sound Of 2014>の候補となったBANKSが面食いの男性陣を中心にワクテカ状態。来年もフィメール・シンガーたちの活躍から目と耳が離せません。でも、個人的には、スカイ・フェレイラに獲ってほしいなーとも思ったり…。
② ライター・Keigo SADAKANE氏の予想
★年間最優秀アルバム
ヴァンパイア・ウィークエンド『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』
ええ、分かってますよ、受賞するのはダフト・パンクだって。内容的にも音楽史的な貢献でもダフトに決まってます。異論はございません。しかしですよ、僅か29歳にしてこの成熟、そして音楽的「深化」を遂げたこの吸血鬼たちだって大いに受賞の価値はある。これだけは言わせて下さい、大傑作です。
★個人的に気になる賞「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞」
ザ・ナショナル『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』
自分がインタビューしたバンドばかり挙げてるって? 正解です。でもね、バンド史上最高のコンディションで生み出した本作こそ、90年代から納得の選出が続く「グラミー賞の良心」であるこの賞に相応しいというのは紛れもない真実!! 盟友ボン・イヴェール(12年受賞)に続いて欲しいものです。