ハーレーファミリーの“異端児”、『ストリート750(XG750 Street® 750)』と『ストリートロッド(XG750A Street Rod®)』をフィーチャーしたプロジェクト「STREET×STREET」。2018年の「STREET×STREET vol.02」ではスタイリッシュな音楽性で注目を集める福岡の4人組バンドAttractionsと、アーバンで軽快なイメージが印象的な2モデルの魅力が融合し、ストリートから新たな風が生まれた。そのキャンペーンソングとなる“Instant Jam”のMV撮影が、2018年9月某日、都内某所で行なわれた。
先日公開されたインタビューでメンバーが語ってくれた通り、Attractionsが手がけた今年の「STREET×STREET vol.02」のキャンペーンソング“Instant Jam”は、バンドが新たな音楽性を追求して完成させた楽曲。それがハーレーファミリーに新鮮な価値観をもたらした『ストリート750(XG750 Street® 750)』と『ストリートロッド(XG750A Street Rod®)』のイメージとシンクロし、新しい場所へと辿り着いた。そうしたキャンペーンソングのテーマに合わせて、今回はMVでも斬新なギミックが取り入れられ、「デジタル」と「アナログ」を融合させたユニークな映像表現が追求された。
Attractions MV「Instant Jam」
貴重なMV撮影現場のレポートをお届け!
まずは撮影スタジオにメンバーが登場すると、後に今回のMVで活かされることになる、それぞれのソロカットを撮影。TARO(Vo)、TAKE(G)、JUN(B)、AKIRA(Dr)の4人が影が際立つクールなライティングの中で、実際に歌や演奏を繰り広げながら、歌唱/演奏シーンを撮影していく。フロント、サイド、斜めロー、ミドル、寄り、引きなど様々なバリエーションが映像に収められた。
こうした各メンバーの演奏時には、他のメンバーもスタジオ内でモニターを観ながら様子を見守り、ときには「よりライブ感を出す」ために、ボーカルのTAROが他メンバーの熱いプレイに合わせて踊ったり、拍手をして演奏中のメンバーを盛り上げたりする瞬間も。こうした撮影時の雰囲気は、完成した演奏シーンでの熱い表情に反映されているはずだ。
続いてメンバー全員が集結し、スタジオにアンプを持ち込んでバンド全員での演奏シーンの撮影がスタート。
今度は4人の演奏が互いに連動し、映像にもバンドならではのグルーブが生まれていく。4人が横一列に並んだ際のスタイリッシュな佇まいは、まさに『ストリート750』や『ストリートロッド』の魅力とも繋がるような雰囲気だった。
昼過ぎにはいよいよ、2台のハーレーが撮影スタジオに登場! 『ストリート750』と『ストリートロッド』はコンパクトでありながら、広いスタジオ内にあっても重厚な存在感を放つ。早速メンバーとハーレーとが一緒になって撮影がスタートし、両者が映像でも互いの魅力を引き立て合う姿が印象的だった。
ハーレーのサイドミラーにメンバーの顔を映すなど、技アリの映像美を撮影する瞬間や、ハーレーの各パーツの魅力が改めて感じられるような映像も収められた。
気になる休憩中の様子や後半撮影は?
Attractions
2016年結成。UKロックを原点に、俄かに全国から熱い視線を集める福岡のニューストリートカルチャーの一翼を担うバンド。福岡・大名にあるアパレルショップ、BINGOBONGOグループが新たに立ち上げた音楽レーベル〈GIMMICK MAGIC〉の第一弾アーティスト。
2017年8月28日、福岡発世界基準の音を鳴らすべくデビュー曲“Knock Away”を配信リリース。Spotifyでは「Early Noise」「Tokyo Rising」など数々の主要プレイリストを網羅。異例の60万回再生を超え、Apple Musicでは「今週のNEW ARTIST」に大抜擢。
2018年10月4日(木)発売のEP『Attractions』リリースイベントではyahyel、韓国からKIRINを招きチケットは即ソールドアウト。 2018年3月の<サウス・バイ・サウスウエスト>に出演。ライブを観た現地関係者からのラブコールで急遽追加公演が決定するなど、当地でも反響を呼んだ。6月13日に新曲“Leilah”を配信限定リリース、この夏には<SUMMER SONIC 2018>や<SUNSET LIVE 2018>など大型フェスへの出演も行った。
Text:杉山 仁
Photos:横山 マサト