先鋭的な電子音楽に焦点を当ててきたRomy MatsとVJ Camelによるパーティ<解体新書>が約11ヶ月ぶりに、10月16日(土)にContactで開催される。
2021.10.16(土)<解体新書>
Studio Xには、 今年1~2月に“残像”をテーマにしたエキシビションLAG-EDを開催したり、8月の<FUJI ROCK FESTIVAL ’21>では全く新たなオーディオヴィジュアル・プロジェクトFINALBY( )を披露したりと、勢力的な活動を見せているBOREDOMSの∈Y∋(山塚アイ)が登場。予期せぬパフォーマンスや作品性で、この約40年間、シーンに恒久的に刺激を与えてきた氏による久々のクラブでのパフォーマンスは必見である。
そして、太鼓芸能集団・鼓童とのコラボを納めた豊田利晃監督の映像作品『戦慄せしめよ』を経て、更なる注目を集める現代音楽家・日野浩志郎によるソロプロジェクトYPYは、自身の2019年作「Be a Little More Selfish」や、コンサートピースGEISTなどで協奏してきた気鋭チェリスト・中川裕貴とのデュオパフォーマンスを東京初披露。
グルーヴを再構築するレフトフィールド・チャンバー・エレクトロニクス。こちらも全くの新感覚で、じっくり愉しんでいただけることだろう。
YPY Boiler Room x Dommune Osaka Live Set
さらに、<解体新書>が6月に始動したレーベル〈KTSNS〉からEPを発表したサウンドアーティストのSaskiaが新たなセットアップでライヴを披露。DJには、本パーティが信頼を寄せる二者、今年は〈Bokeh Version〉からVR作品と紐付く作品を発表し、また〈Undercover〉の最新メンズコレクションのショー音楽を担当するなど常に目が離せないMars89と、都内でのギグを着実に増やしながら目下躍進/成長中のASTMAが登場する。
Mars89|Boiler Room Tokyo
起伏激しく展開するであろうStudio Xに対して、Contactは、 緩やかに、しかし引けを取らない程にフロアの熱量をあげて掴んでいく、そんなストーリーが既に垣間見える空間となっている。何より先ずは、今回が<解体新書>に初出演となるErik Luebs。毎月1曲を自身のBandcampページで発表する”Cycle”シリーズで、国内外のテクノ~エレクトロニック・フリークを虜にしているプロデューサーは、自身の多彩なサウンドパレットでダンスグルーヴを紡ぐセットを披露する。
そして、過去のパーティでハイライトを生み出した3人のDJが解体新書に待望のカムバック。先鋭的な選曲で強固なグルーヴを築き、一目すれば身を委ねることができる名うてのDJ、AKIRAM EN。関西の名店Newtone Recordsのバイヤーとしての確かな経験と感性で、確かな特異性をみせるAkie。現行アフリカ電子音楽を解釈し伝播する先駆的DJクルーのTYO GQOMの一員であり、その中でも新進のUKベース/テクノとの折衷性に長けているK8。加えて、 地元の熊本でEVENなどパーティを主宰してローカルコミュニティを牽引しながら、現在は東京で腕に磨きをかけている注目の新鋭DJ、Kentaroが初登場で、このフロアのオープニングを務める。
EVENT INFORMATION
解体新書
OPEN 22:00
Under 23 ¥1,500|Before 11PM ¥1,500|GH G Members ¥2,000|ADV ¥2,000
GH S Members ¥2500|GH Members ¥3,000|DOOR ¥3,500
Studio:∈Y∋、YPY + Yuki Nakagawa -Live、Saskia -Live、Mars89、ASTMA、Romy Mats
Space Production:VJ Camel × LOYALTY FLOWERS
Contact:AKIRAM EN、Erik Luebs、Akie、K8、Kentaro
前売券
Contact Online:https://contacttokyo.zaiko.io/_buy/1rhL:Rx:ed5d8
Resident Advisor:https://jp.ra.co/events/1465970
clubberia:https://clubberia.com/ja/events/294439/