カニエ・ウェスト(Kanye West)がアメリカの人気番組『Saturday Night Live』(以下、SNL)に出演。

制止を受けながらもドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が掲げるスローガン「Make America Great Again(アメリカ合衆国を再び偉大にしよう)」と書かれたキャップを着用。

放送はされませんでしが、トランプ大統領を支持するスピーチを行いました。

さらに、Twitetrで奴隷制度を廃止、違法とするアメリカ合衆国憲法修正第13条について物議を醸す言及を行なっています。

トランプ大統領はTwitterで『SNL』を民主党支持の番組だと批判、カニエ・ウェストの番組での言動を賞賛しています。

「アメリカ合衆国憲法修正第13条を廃止することで職を与える」

兼ねてからドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領への支持を表明してきたカニエ・ウェスト。

『SNL』でもトランプが掲げるスローガン「Make America Great Again(アメリカ合衆国を再び偉大にしよう)」と書かれたキャップを着用。

Twitterではキャップを着用した写真とともに「刑務所から釈放された全ての人にアメリカ合衆国憲法修正第13条を廃止することで職を与える。」とのメッセージを投稿。

アメリカ合衆国憲法修正第13条の廃止は理論上、奴隷制度を復活されることを可能にするものでファンの間でも困惑が広がっていましたが、カニエ・ウェストは「廃止」ではなく「修正」を呼びかけていることをその後の投稿で説明しています。

「修正第13条は奴隷制を隠蔽している」

続けて、「修正第13条は奴隷制を隠蔽しているだけで、奴隷制は決して終わらない。」と修正第13条により奴隷制度の問題が解決したわけではないとの見解を示しています。

さらに、修正第13条を廃止するのではなく「修正第13条を修正しよう」と修正を議論しようと呼びかけています。

アメリカ合衆国憲法修正第13条
第1節 奴隷制もしくは自発的でない隷属は、アメリカ合衆国内およびその法が及ぶ如何なる場所でも、存在してはならない。ただし犯罪者であって関連する者が正当と認めた場合の罰とするときを除く。
第2節 議会はこの修正条項を適切な法律によって実行させる権限を有する。

引用元:トアメリカ合衆国憲法修正第13条

新作『Yandhi』はリリースされず

カニエ・ウェストは新作『Yandhi』をリリースすることを予告していましたが、結局リリースされず『SNL』でも新作に関する言及はありませんでした。

Twitterでは「新作はリリースいつリリースされるんだ」といった声や、修正13条に関する発言を「馬鹿げている」と批判する声などが上がっています。

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