音楽で地元を元気に。騎馬武者ロックフェス全出演者発表

昨年、「音楽の力で地元を元気にしていこう、みんなの未来を明るく照らそう」と、東日本大震災後に南相馬における地元の有志メンバーが立ち上げ、野外音楽イベントとして開催された＜騎馬武者ロックフェス＞。

2年目となる今年は「南相馬を“震災のまち”から“ロックフェスのまち”へ」を合言葉に9月に開催が決定しているが、8月5日に最終アーティストとしてthe LOW-ATUS（TOSHI-LOW／細美武士）、SUGIZO、huenica、天邪鬼がアナウンスされた。

the LOW-ATUS（TOSHI-LOW／細美武士）

SUGIZO

1回目となった昨年は、”みんなの花火”プロジェクトと称し、賛同してくれた人たちや団体から独自に集めた募金により、約500発の花火が打ち上げられ南相馬の夜を照らした。

このプロジェクトは震災以後の2年間、南相馬で大きな花火大会の開催が見送られていた中で、＜騎馬武者ロックフェス＞の開催をきっかけとなった太陽族の花男氏が「南相馬ででっかい花火を打ち上げて、福島の未来を照らしたい。フェス終了後に、子供たちに手持ち花火をお土産に配りたい」との考えから発足し、今年も継続される。

【南相馬・騎馬武者ロックフェス2015ドキュメントフィルム】
▼これを見たら誰もが行きたくなる！　昨年の様子が見ていただけます

今年が開催2回目と可能性は未知数のロックフェスティバルだが、地元が一体となって離れ離れになってしまった家族が集まれる場所をつくり、そして全国各地からたくさんの人が南相馬へ足を運ぶきっかけになるはずだ。＜騎馬武者ロックフェス＞は集まったみんなが笑顔溢れる1日になることだろう。

edit by Mako Masaya