2018年2月に発表されたデビュー・アルバム『The Twelve Love』が好評を博し、各音楽フェスにも引っ張りだこの注目度No.1シンガー・Kick a Showが、アルバム発表から約10か月を経て新曲を配信リリースした。

「Just The Two Of Us」

シングル「Just The Two Of Us」はグローヴァー・ワシントン・ジュニアがビル・ウィザーズを迎えて1981年にシングル・カットした大ヒット曲。

日本では「クリスタルの恋人たち」という邦題でも知られ、これまでに久保田利伸やホセ・ジェームスといったシンガーらによってカヴァーされただけではなく、ウィル・スミスやスミフン・ウェッスンといったヒップホップ・アーティストらにもサンプリング・ソースとして親しまれてきた名曲。Kick a Show本人も、かねてからライブ会場で披露していたナンバーで、数年の歳月を経、新たなアレンジを加えてシングル作品としてまとめ上げた。

今回はKick a Showの盟友ともいえるプロデューサーのSam is Ohmがアレンジを手掛け、Kick a Showらしいストリートかつフュージョニックなサウンドに仕上がった。MIXはIllicit Tsuboiが手掛け、原曲をオマージュしたジャケット・デザインはマザーファッ子によるもの。ホリデーシーズンのおともにじっくり聴ける名カヴァー曲だ。

人肌が恋しくなるこの時期。とりあえずこの曲を聴くところからスタートしよう。

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Kick a Showが超弩級ラブソング「Just The Two Of Us(クリスタルの恋人たち)」のカバーを配信リリース music181221-kickashow-1200x1200
Kick a Show「Just The Two Of Us」

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