中森明菜のデビューシングルとして知られ、来生えつこ・たかおの姉弟が作詞・作曲した大ヒットソング“スローモーション”を、気鋭のアーティストKick a Showがカバー。10月29日(金)にデジタルリリースした。
トラックアレンジを施したのは数多くのイベントで活躍するDJ・okadada。Kick a Showのしっとりと色気のある声とokadadaのエモーショナルなアレンジが、名曲を現代に蘇らせた。来生たかおへのオマージュを捧げたジャケットデザインは、Kick a Show作品ではお馴染みのクリエイターであるマザーファッ子によるもの。マザーファッ子によるビジュアライザーも公開されている。
Kick a Show – スローモーション(Official Visualizer)
タイトルは『スローモーション』。80年代の日本の名曲、中森明菜さんの記念すべき1枚目のシングル曲としてリリースされているこの曲は、来生さん姉弟の作詞・作曲によるものです。来生たかおさんのセルフカバーが個人的に好きということもあり、Grover Washington Jr. & Bill Withersの名曲 “Just the Two of Us”のアレンジカバー、ORIGINAL LOVEさんの名曲“接吻”に続いて久々の名曲カバーシリーズになりました。今回のトラックは、以前から一緒に楽曲をリリースしているOkadadaさん。度々、好きな歌謡曲の話やチェックしてる海外アーティストを共有しあったりとOkadadaさんとは音楽の話をする場面も多く、今回制作のお話をさせていただきました。心地いいダブに乗っかって歌う“スローモーション”は、たくさんあるカバーの中でもいい意味で一際異色。僕らしく現代のダンスミュージックシーンにもってこいの一曲になったと自負してます。ちなみにアートワークは、ラブとリスペクトを込めて来生たかおさんの“ジグザグ”のジャケットをオマージュしてマザーファッ子に作っていただきました。1つのカバーでたくさんのストーリーがありますが、残りはインタビューか何かで皆さんに伝えようと思います。長くなりましたが、この機会に是非、中森明菜さんや来生たかおさんの原曲との違いを楽しみながら僕のカバーシリーズと共に聴いて下さい。
Kick a Showは先日、Black Pumasのサポートキーボディストとしても活躍しているJaRon Marshall(ジャロン・マーシャル)をリミキサーに迎えた、自身の人気曲“Natsuka Shit(JaRon Marshall Remix)”をリリースし話題に。今後の活躍にますます期待が募る。