ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーとならぶ、現USアンダーグラウンドが生み出したエレクトロニック・ミュージックの鮮やかな特異点、ローレル・ヘイロー(Laurel Halo)が、NYより鬼才ドラマー/パーカッショニスト、イーライ・ケスラーを帯同してのライヴ、待望の来日公演が12月6日(木)に東京UNIT、12月7日(金)に京都METROにて決定!

会田誠の「腹切女子高生」をアートワークに大胆に起用し、UKの名門〈hyperdub〉よりリリースされたディープな電子音とその歌声によって発露する柔らかなポップ・センスが溶け込む『Quarantine』(2012年)で世界的に大きく注目を集め、一転して続く『Chance Of Rain』(2013年)や〈Honest Jon’s〉からの「In Situ」(2015年)では、彼女のテクノ・アーティストとしての側面をくっきりと示す作品となった。

そして2017年の『Dust』は、キュートなポップ・センスとエレクトロニクス〜アヴァン・ミュージックが奇跡的な配分で同居した作品となり、多くのメディアでも年間ベストへと選出される作品となった。と、思えば最新作となる『Raw Silk Uncut Wood』では、初期のアンビエント・フィーリングをさらに増幅させつつ、フリー・ジャズや現代音楽などを飲み込んだ壮大な作品をリリース、まさにとどまることを知らないその才能の幅を見せつけている。

OPNらと並ぶ現USアングラの重要人物ローレル・ヘイローの来日公演が明日より開催 music181205-laurel-halo-4-1200x1800
Laurel Halo
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Eli Keszler

こうした作品でのローレルとのコラボレーションやワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのM.Y.R.I.A.D.プロジェクトなどなどまさにひっぱりだこ、さらには自身もソロ・アーティストとしてこれまで〈PAN〉や〈ESP Disk〉から、そして最新アルバム『Stadium』を仏〈Shelter Press〉より10月にリリースしたばかりのイーライ・ケスラー。

ローレルとイーライのライヴはまさにいま、必見の内容と言えるだろう。そして東京UNITでは、イーライの来日時のセッションやGEISTへの参加も記憶に新しい、日野浩志郎(YPY)率いるgoatが東京では約1年2ヶ月ぶりにライブを行う。

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goat

text by 河村祐介

さらに、東京公演にはDJとしてCOMPUMAが登場決定。最強の布陣の中でローレル・ヘイローが一体どのようなライブをするのか、期待が高まる。

Laurel Halo Boiler Room New York DJ Set

EVENT INFORMATION

LAUREL HALO live with ELI KESZLER

東京@代官山UNIT
2018.12.06(木)
OPEN 18:30 / START 19:30
ADV ¥4,300 / DOOR ¥5,000

Guest: goat
DJ: DJ COMPUMA

TICKET OUTLETS:
チケットぴあ0570-02-9999 [P] 131-605
ローソン[L] 74474
e+
RA
Clubberia

INFO : UNIT 03-5459-8630

詳細はこちら:http://www.unit-tokyo.com/schedule/2018/12/06/181206_laurel_halo.php

京都@METRO
2018.12.07(金)
OPEN 18:30 START 19:00
ADV ¥4,000(ドリンク代別途)

guest: Kazumichi Komatsu(Madegg)

チケットぴあ(Pコード:130-319)
ローソンチケット(Lコード:55458)
e+ (https://bit.ly/2MoiI0i

詳細はこちら:https://www.metro.ne.jp/single-post/181207a

LAUREL HALO