<FUJI ROCK FESTIVAL’17>
2017.07.29(SAT)
LCD Soundsystem@WHITE STAGE
オザケン大移動が終わり、ちょうど入場がスムーズになった頃、LCD Soundsystem(LCDサウンドシステム)のメンバーが登場した。
今回が7年ぶりの<フジロック>となる彼ら。去年、再結成を果たし、ピッチフォークからは新たに取り組んでいたアルバムの途中経過が何度か更新され期待が高まる中、またフロントマンであるジェームズ・マーフィーがfacebook上で随時レコーディング状況などを報告しつつそれをついに完成させたことで、バンドにとっても大きな変化があった。
注目のオープニングナンバーは「Time has come……(この時が来た)」というリリックで始まる”Us V Them”。彼らの来日を待ちに待っていたファンにとって、一曲目にふさわしい曲であったに違いない。
続いてデビューアルバム収録の”Daft Punk Is Playing at My House”を演奏、ミラーボールがステージを照らし出した。その後は怒涛のダンスパーティーである。
さらには9月にリリースされる新作『american dream』から3曲“call the police”“american dream”“tonite”を披露、そして“Yeah”や“Someone Great”、“I Can Change”など新旧織り交ぜたセットリストだった(ちなみにセットリストは全作の中でデビューアルバムから最も多く選曲された)。
本編を”Home”で締めくくり、アンコールに応え再登場すると”Dance Yrself Clean”でジェームズがシャウト、そしてリードピアノが歓声を呼ぶ”All My Friends”で、その1時間50分を締めくくった。
RELEASE INFORMATION
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photo by 横山マサト
text by Qetic・船津晃一朗