原宿「トーキョー カルチャート by ビームス」では、7月3日(金)から7月15日(水)の期間で、『ちんかめ』の連載でも知られるフォトグラファー内藤啓介キュレーションによるオムニバス展<Let’s get naked>が開催中。得意とする“裸”をモチーフにそれぞれが独自の視点で制作した作品が展示されます。その参加者の中でも、A BATHING APEでグラフィックデザイナーとして活躍するMANKEYと、DJ“セク山”ことSEX YamaguchiによるMIX CD、その名も『S.E.X.M.A.N.』が販売されているのをご存知でしょうか?
MANKEY&SEX Yamaguchi『S.E.X.M.A.N.』
展示<Let’s get naked>のコンセプトやMIX CD『S.E.X.M.A.N.』のタイトルを見れば分かるとおり、こちらかなりキケンな内容になっているというウワサ。ツイートによれば、「MANKEYさんが描いた12のパーツをお題とし、そこからヒントを得てMIXに各楽曲を組み込みました。僕のMIXでは度々登場するBIMもシャウトで参加してもらってます」とのこと。この暑い夏に爽快な涼風を吹かせるビート・ミュージックで腰を揺らしながら、クスッと笑顔を合わせてしまうような仕掛けもあり。スムーズな低音に想いを馳せながら、クール&ハートウォーミングでオトナな空間を演出すること間違いなしでしょう。
そしてMANKEY独自の世界観に落とし込まれた、少し危なげでキュートなジャケットにもご注目。車やお部屋、どこかに忍ばせたくなりますね。ディスク上にある、上述の「12のパーツ」には、ダイヤやバナナ(?)、蝶、ハート、お薬、キャンディー、きのこ……などなど、各々の夏を演出するアイコンが散りばめられています。それぞれ点検するようにMIXを聴くのももちろんあり。手に取ってみれば、今年の夏はどんなパーツがあったのか、ディスクを見てふと思い返すこともあるはずです。
©︎MANKEYさんが描いた12のパーツをお題とし、そこからヒントを得てMIXに各楽曲を組み込みました。僕のMIXでは度々登場するBIMもシャウトで参加してもらってます(毎度ありがとう😊)。
お土産としてぜひ!https://t.co/srUBLfmr99 pic.twitter.com/NiOsa3F3ox
— セク山 (@sexyamaguchi) July 2, 2020
<Let’s get naked>
<Let’s get naked>には、MANKEYに加え、米原康正や神山隆二、Conix、Gummy(グミ〜)、Sketch、オートモアイ(AUTO MOAI)、ドキドキクラブ、Rockin’ Jelly Bean、田中かえ(Kae Tanaka)、内藤啓介(Keisuke Naito)が参加。「ジェネレーションに関係なく楽しんでいただける展示」とのことで、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
EVENT INFORMATION
Let’s get naked
2020.07.03(金)〜07.15(水)※会期最終日は18時閉店となります。
トーキョー カルチャート by ビームス
【入場制限等の注意事項】
・入場時に手指消毒の徹底をお願いいたします。
・入場時はマスクの着用の徹底をお願いいたします。マスクを着用していないお客様は入店をお断りする場合がございます。
・咳、発熱、息苦しさ、だるさ、頭痛やのどの痛み、においや味がいつもと違うなど体調のすぐれない場合は来場をご遠慮ください。
・入店時にお名前、お電話番号のご記入をお願いいたします。 万が一緊急事態が発生した場合は、ご記入頂いた個人情報をもとにご連絡させて頂く場合がございます。また必要に応じて保健所等の公的機関への提供を行う場合がございます。個人 情報は他の目的では利用いたしません。
・店舗での滞在時間は30分とさせていただきます。
・会期初日、最終日、土日祝日は事前予約のお客様を優先してのご入店とさせていただきます。
予約受付電話番号 Tel:03-3470-3251 (受付時間11時〜20時)
・店内混雑時にはスタッフの判断で入店を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。
・店内では大きな会話をお控えください。
・店内ではソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。
ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。
米原康正(Yasumasa Yonehara)
編集者、アーティスト。東京ストリートな女子文化から影響を受けたそも作品は、雑誌等のメディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。一昨年より前髪をテーマに写真に自らがペイントした作品を発表。「+DA.YO.NE」というコラボレーションブランドも始動した。
神山隆二(Ryuji Kamiyama)
90年代裏原宿でブランド「FAMOUZ」として活動を行う。その後、路上から公共に到る場所にてライブペイントを中心に東京での2003年の初個展を皮切りにSF、LA、北欧などで展覧会を開催。国内、海外での壁画やショールーム、ウインドウを描き続けている。
Conix
東京を拠点に活動するイラストレーター/マンガ家。 著書に「青高チア部はかわいくない!」(KADOKAWA)がある他、オリジナルのグッズ制作、書籍のカバーイラストなども手がけ、国内外から幅広く指示を得ている。
Gummy(グミ〜)
Vintage inspired
MANKEY
*A BATHING APE®創立初期から、グラフィックデザイナーとして活躍。LOGOを迷彩柄に組み込み、BAPE®CAMOを制作。またBAPE®のキャラクター「BABY MILO®」や「BAPE®STA」なども制作。
Sketch
1973年、北海道生まれ。 LOW BLOW ARTに影響を受け、独学でペイントやイラストを始める。ペイント、デザインなどをしながら世田谷のスタジオを拠点にHoliday Paintとして活動する。
オートモアイ(AUTO MOAI)
匿名をテーマに日本で活躍するアーティスト。主なコンセプトは、可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を、顔のないヒトによって描き出している。
ドキドキクラブ
「日々の生活にドキドキを」をテーマに映像や写真、フォトコラージュなどさまざまな手法で制作活動中。
Rockin’ Jelly Bean
覆面画家として1990年より始動。 96年の渡米をきっかけにLOW BLOW ARTシーンの活躍の場を見出し7年間のL.A.での活動ののち、2004年には原宿にショップ「EROSTIKA」をプロデュース。さらに活動は国内外、インディー、メジャーの枠を超え拡張し、現代美術の世界まで及ぶ。
田中かえ(Kae Tanaka)
1995年、神奈川県横浜市生まれ。 2017年に多摩美術大学卒業。 手塚治虫・吾妻ひでおから影響を受け、幼少期からイラストを描き続けている。最近の活動に、乃木坂46「逃げ水」台本掲載(2017)、BEAMS JAPAN個展「田中かえは新宿でいっぱいいっぱい」など。
内藤啓介(Keisuke Naito)
1994年カメラマンとして活動開始。雑誌、ミュージック・ビジュアル、広告等、幅広く手掛け現在に至る。雑誌smart(宝島社刊)の連載「チンカメ」は22年目に突入。