七尾旅人が、オンライン上の架空のライブベニューをイメージしさまざまなゲストを遠隔で繋ぎ開催してきた対コロナ支援配信「LIFE HOUSE」。そしてこの度、10周年を迎えた渋谷WWWのアニバーサリー特別公演として<LIFE HOUSE x LIVE HOUSE>が開催されることに。
七尾旅人「LIFE HOUSE」で渋谷WWWのアニバーサリー公演開催!
2010年のオープン時に七尾旅人がオープニングソングを手がけ、エクストリームなセッションの数々で話題を呼んだ百人組手、動物や昆虫まで出演した異形のオペラ作品<VOICE>公演、そして開店5周年の2015年には後に映像作品化されたスペシャルワンマン<兵士A>が実施された渋谷WWW。この日は、七尾旅人がこれまでの10年間の節目節目でともに記憶を刻んできた場所から、時代の声なき声を表現する2020年の「いま」を届ける一夜に。ゲストには、GEZANのフロントマンでありながら、緊急事態宣言解除直後に撮影を行った豊田利晃監督『破壊の日』への出演など、コロナ禍においてさらに精力的に縦横無尽な活動を続けるマヒトゥ・ザ・ピーポーが出演する。
公演の模様はこれまでの「LIFE HOUSE」同様、七尾旅人のYoutubeチャンネルから投げ銭形式の配信を実施し、収益は七尾旅人、ゲストのマヒトゥ・ザ・ピーポー、渋谷WWW、3者それぞれの判断でコロナ禍のなか困窮する誰か、また格闘する誰かへの支援に使用される予定だ。変化してゆく状況の中で届けられる「いま」、<LIFE HOUSE x LIVE HOUSE>をぜひその目に焼き付けてほしい。
七尾旅人からのメッセージ
4月から続けてきた「対コロナ支援配信LIFE HOUSE」を観てくださっていた渋谷WWWからお誘い頂き、新しいイベントをやることになりました。
LIFE HOUSE
x
LIVE HOUSE
パンデミックのなかで生まれた架空のライブベニューであるLIFE HOUSE(ライフ・ハウス)を実店舗に、ライブハウスに持ち込んでしまおうという企画です。
ゲストには信頼するマヒトゥ・ザ・ピーポーを誘いました。
思索と行動の両面を重視しながら独自の対抗文化を想像していくマヒトに共感があります。
今回は彼と交互に1曲ずつ歌ったり、会話したりしながら、進めます。
最後、どんな光景にたどり着くんだろう?
これまで7ヶ月間、リモート配信でさまざまな方と対話を続けてきたけれど、今回は同じひとつのステージで、同じ画面のなかで、マヒトと歌を交わせたらと思う。
楽しみです。
まるで「感染の温床」のような負のイメージを刷り込まれながらも、全国のライブベニューが取り組み続けてきた細やかな努力はすごいものでした。
その結果、日本では9月後半にようやくキャパ50%のお客さんを入れられるようになりましたが、欧州など世界各地でまだまだ混乱が広がっていて、ドイツは11月2日付けで再び都市封鎖されています。
これから冬を迎えて状況がどう動くか、けして楽観は出来ないけれど、困難は必ず新たな輝きを、種子を生みます。つらいニュースが絶えなかったこの数ヶ月で「音楽は不滅だな」と、内心ますますそんな確信を深めてもきました。
今のこの瞬間にやれることを大切にしながら、音楽の夢の続きを思い描いていくつもりです。
この機会を逃すとまたしばらく演れなくなることかもしれないので、よかったらぜひ遊びに来てください。
ライブハウスで会おう。多少距離があっても互いに顔が見れたら嬉しいなと思います。
でもけして無理はしないでね。
普段のLIFE HOUSEと同じように、配信も準備します。
七尾旅人
EVENT INFORMATION
WWW 10th Anniversary
LIFE HOUSE x LIVE HOUSE
2020年11月29日(日)
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV ¥4,500(tax incl. / ドリンク代別 / オールスタンディング)
会場:渋谷 WWW
LINE UP:七尾旅人 / ゲスト:マヒトゥ・ザ・ピーポー
<先行受付>
受付期間:11月7日(土)12:00~11月11日(水)23:59 ※先着
受付URL:https://eplus.jp/tavito-www/
<一般発売>11月14日(土)10:00~ @e+
問い合せ:WWW 03-5458-7685
※本公演は「ライブハウス・ライブホールにおける 新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づいた新型コロナウィルス対策を講じ開催します。今後、感染状況の変化やガイドラインの改定により、内容に変更が生じる可能性があります。
WWW HPにて「新型コロナウィルス感染拡大予防に関する注意事項」を必ずご確認いただき、ご同意の上でチケットのご購入とご来場をお願いいたします。