2017年11月15日にオーバードーズにより21歳という若さで亡くなったニューヨークのラッパー、リル・ピープ(Lil Peep)。彼のドキュメンタリー映像『Everybody’s Everything』が3月にテキサス州オースティンで開催される<SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)>にてプレミア上映されることが発表された。
映像を監督するのはセバスティアン・ジョーンズとラメズ・シャンで、テレンス・マリック、サラ・ステレネット、そしてリル・ピープの母親リザ・ウーマックがエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加。サウンドトラックはリル・ピープのお気に入りのバンド、Fall Out Boyのパトリック・スタンプが制作していることが明らかになっている。
リル・ピープはSoundCloudラッパーと呼ばれており、YouTubeやSoundCloudに音楽をアップロードし注目を集めてきた。
彼の音楽性はローファイ・ラップ、エモ・ラップと称されており、『ニューヨーク・タイムズ』掲載の記事ではラップ・シーンのカート・コバーンと例えられ、『ピッチフォーク』では「エモの未来」と称賛されていた。