収録後、出演者に改めて『Lip Sync Battle』の魅力を伺いました! まずは、収録中実際にリップ・シンクも体験したRGさんとアントニーさんの芸人コンビのお二人から。
Interview:レイザーラモンRG、アントニー(マテンロウ)
——収録を終えた感想を聞かせてください。
レイザーラモンRG(以下、RG) やっぱ僕ら、アメリカへの憧れが強い芸人だから海外セレブの動きに敏感なんで、こういう番組に乗っかれるとうれしいです。
アントニー 周りの人はみんなバカじゃねえのかって言うかもしれないけど、僕とRGさんは日本のファッションアイコンになりたいっていう夢を諦めてないんで(笑)、こういう最先端の番組には出ておかないと!
——RGさんは実際にリップ・シンクを体験してみてどうでしたか?
RG 僕、思い返せば小学生くらいのときからリップ・シンクやっていまして、お風呂場で。そのときはワム!が流行っていたんでジョージ・マイケル、そのあとマイケル・ジャクソンとか。この前もリップ・シンクではないですけどエミネムのものまねをして「あるある」を歌って苦笑いされるっていうのをやりましたね(笑)。今後もそういうことばっかりしていきたいんで、今日はひとつ扉が開いた感覚です。
アントニー 僕も沼津の50代60代のお客さんばっかりの前でノートリアスB.I.Gのマネをするような奴なんで、同じ志ですね。
——アーティストになりきるためのコツって何でしょう?
RG まずは、とにかく曲を聴き込むことですね。(渡辺)直美ちゃんのビヨンセとか観ていると、やっぱり好きが高じてやっているのがわかるし。アントニーは見た目のアドバンテージがあるから、なんでもできるしうらやましいよ。
アントニー いろいろやりたいっすね。とにかく観ていて楽しいですよね、リップ・シンク。観ていると自分もやりたくなる!
RG あとね、ライムスターの宇多丸さんが教えてくれたんですけど、海外ではラッパーは芸人みたいな感じだって。芸人さんが闘って大きいステージにのし上がっていくのと同じなんですよって。僕は「いやいやいや」と思ったんですけど(笑)、もしかしたら……とも思いましたね。
アントニー 確かに、『Lip Sync Battle』のMCもLL.クール.Jでしたもんね。これが日本だったら、あのポジションは芸人なはず。
——リップ・シンク、これから流行ると思いますか?
RG やりたい人はいっぱいいると思いますよ。やっと出られる! っていう感じだろうし、その中からとんでもない人も大御所も出てくるだろうし。特に新宿二丁目界隈にすごいリップ・シンカーいそうですねえ。
アントニー いそう〜(笑)。『Lip Sync Battle』はセレブの一面を見られるのもおもしろいですよね。
RG 芸能人同士の仲いいとこ見るとほっこりするんですよね、江守徹さんと中尾彬さんとか(笑)。そういうイチャイチャだけど「なんだよ〜」みたいなのをいっぱい見られるのはうれしいですね(笑)。
次ページ:続いて安田レイさんにインタビュー!