活動20周年を迎えるLOSTAGEの軌跡とは…？石井恵梨子著『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』が発売決定

2001年に結成されたバンド・LOSTAGEの活動を綴った書籍『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』が、2月25日（木）に株式会社blueprintより発売されることに。

LOSTAGEの活動を綴った書籍『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』が発売決定！

本書は、LOSTAGEの活動初期よりバンドの動向を追い続けているライター・石井恵梨子が、LOSTAGEのメンバーや、これまでの歴史の中での関係者への直接取材をもとに書き下ろしたもの。2021年に活動20周年を迎えるLOSTAGEの音楽へのスタンスやバンドへの夢が、五味岳久（Ba／Vo）の目線で物語として描かれている。

音楽に夢を見てがむしゃらにバンドを結成した青春時代をはじめ、理想と現実のギャップに苦しんだメジャーデビュー以降や、変化の激しい時代に“自分たちらしい活動の在り方”を見出していった独立以降、そして、ますます生活に根ざすようなバンド活動を志した近年の出来事など、LOSTAGEファンにとって必見の内容であることはもちろん、2020年以降のロックバンドの在り方を問う指針のような1冊となっている。

なお表紙＆中面の写真は、2017年頃からLOSTAGEの写真を撮り続けている写真家・タイコウクニヨシが担当。五味岳久のこれまでの人生を追体験できるような写真が収められている。本書はblueprint book storeにて、特典付きの書籍が数量限定で販売される予定だ。Amazonでは予約受付中なので是非チェックしてほしい。

奈良在住のロックバンドがいる。とても不思議なバンドだ。サブスクリプション・サービスではまず探せない。CDショップに足を運んでも、全作品を見つけ出すことは不可能である。（中略）そして、そのボーカルは街の中古レコード屋の店主でもある。こちらは知らない人のほうが多いだろう。（中略）この中古レコード屋を訪れ、一緒に撮影した写真をSNSに上げたがる若手バンドが近年は多い。移動時間のロスをものともせず、この人に会いたかったとわざわざ奈良を訪れる人が増え続けている。もちろんバンドに限らず、音楽好きのリスナーの間でも。そうして、彼らは一様にこう言う。俺たちのヒーロー！　オルタナの神様！　それは何か。このボーカリストは何者なのか。

『僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史』イントロダクションより

LOSTAGE ／ 瞬きをする間に