現在世界各国で合法化が進んでいる大麻。昨年1月にはアメリカ・カリフォルニア州では嗜好用も解禁となり、アーティストたちがステージ上でパフォーマンスとして大麻を吸引するシーンも話題となっている。そんな最中、アメリカの元下院議員がある発言で注目を浴びている。

元議員「トランプは2022年までに全米で大麻を解禁する」

南カリフォルニア州の元下院議員、Dana Rohrabacher氏は先日アメリカのゴシップニュースサイト「TMZ」のライブ配信に登場し、「2022年までにアメリカ全土で大麻が解禁される」と自信満々に発言したそう。

これだけだとあまり信ぴょう性のない情報のようにも聞こえるが、彼曰く、自身が在籍していたときの米国議会の支持者がすでに合法化に向けて動き出しているというのだ。元下院議員ということもあり、これだけ具体的な内容が飛び出すとなると、もしかすると信用できるのかも……

Rohrabacher氏は議員職を退いて以降、大麻の合法取引を管理するWebサイト「BudTrader.com」の執行役員を担当するなど、大麻に精通する人物としても知られている。また、自身も大麻愛好家ということもあり、合法化にかなり期待している様子。

また彼はもし仮に来年トランプ大統領が再選するとして、2022年の中間選挙が実施されることを鑑みれば「トランプ大統領も合法化に賛成するはず」と断言している。それほどにアメリカ国民の機運が大麻解禁に傾いているということだろう。

もし全米で大麻の合法化が実現するとなれば、きっと世界の大麻を取り巻く情勢も一気に変わるはず。もしかすると日本にもその波が訪れるかも? 続報を待ちたい。

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