音楽がきっかけで、その映画を好きになることはよくあります。実は『マーベル』作品は音楽の使い方がとてもうまく、アメコミ好きでなくても音楽がきっかけで『マーベル・シネマティック・ユニバース』を楽しめるのです!

特にノリノリのロックと、『マーベル』のヒーローたちのハチャメチャぶりが相性抜群。『アイアンマン2』のオープニングではオーストラリアのロックバンド、AC/DCの“スリルに一撃-Shoot to Thril”が使われます。

AC/DC – “Shoot To Thrill(Iron Man 2 Version)”

アイアンマンことトニーは、この曲が好きらしく(笑)、『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカとロキが戦っているところに駆けつける際、この曲をかけながら登場します。AC/DCは、この『アイアンマン2』とのコラボを通じて、自身の名曲をセレクトして『AC/DC:アイアンマン2』というアルバムをリリースしました。

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このアルバムの中に“ウォーマシーン”という曲があり、映画にも登場したアイアンマンの相棒ウォーマシーンのために作った歌と思いがちですが、これは偶然。アイアンマンというコトバも、キャラのことではなく、文字通り鉄の男、強い意志の男みたいな意味でも使われます。

AC/DC – “War Machine”

日本のロックバンド、B’zの“DEEP KISS”という歌には「アイアンマン」というフレーズが出てきます。さらにイギリスのヘビメタ・バンド、ブラック・サバスの代表曲の一つに“Iron Man(アイアン・マン)”があります。(70年に発表されたアルバム『Paranoid(パラノイド)』に収録)。

Black Sabbath – “Iron Man”

この歌とブラック・サバスに敬意を表してか、映画『アイアンマン』のエンド・クレジットでは、この“Iron Man(アイアン・マン)”の曲部分が使われ、『アベンジャーズ』では、トニーがブラック・サバスのTシャツを着て登場していました。なお、『アイアンマン』1作目の最初の方で、トニーが表彰されるがすっぽかすシーンで使われる楽曲は、60年代のチープな(でも味のある)『アイアンマン』のアニメのテーマ曲。

Iron Man 1966 Cartoon Intro

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