2010年に再結成された伝説のロックバンド、サウンドガーデンは『アベンジャーズ』のエンディングに“Live to Rise(リヴ・トゥ・ライズ)”を提供。新曲=この映画のための書きおろし、ということも話題になりました。
Soundgarden – Live to Rise (From Marvel’s THE AVENGERS) – Official Video
また、『アベンジャーズ』のインスパイア・アルバム『アベンジャーズ・アッセンブル』には、エヴァネッセンスの“A New Way to Bleed(ア・ニュー・ウェイ・トゥ・ブリード)(Photek Remix)”が収録されています。
Evanescence – A New Way to Bleed (Photek Remix)
フー・ファイターズは『マイティ・ソー』のエンディング曲に“WALK(ウォーク)”を提供。この映画がソーの成長とヒーローとしての「歩み」を描いた作品なので、イメージにピッタリということで採用されたそうです。
Foo Fighters – “Walk”
70〜80年代のロックやポップスがお好きなら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が必見にして必聴! 本作では、主人公が70年代から80年代の名曲がつまったポータブルオーディオプレーヤーを持って銀河を漂っているという設定なので、スペース・アクションなのに、ノリノリの素敵な楽曲がBGMに使われています。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」MovieNEX予告編
僕が嬉しかったのは、戦闘の準備をしているときに、女性ロックバンドの先駆けザ・ランナウェイズの“Cherry Bomb(チェリーボム)”が使われるシーン。このザ・ランナウェイズは女の子たちが下着姿で歌うという衝撃的なバンドで日本でも(噂によるとアメリカ本国以上に)人気がありました。
The Runaways – Cherry Bomb [Good Quality]
ちなみに『マーベル』には、このバンドとは関係ない『ランナウェイズ』というコミックのシリーズもあります。歌のタイトル、チェリーボムとは“サクランボウに似た、おもちゃの爆竹”の意味で、ここになぞらえ“女の子のはじけっぷり”を称えた楽曲ですが、ダメダメだったガーディアンズたちが、ヒーローとして覚醒するシーンにリンクしていました。
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