Predawnも参加！大宮more recordsレーベル第2弾はMarble Soundsに

埼玉県・大宮にある、音楽に出会えるセレクトCDショップ「more records（モアレコーズ／以下、モアレコ）」のオリジナルレーベル第2弾アーティストがMarble Sounds（マーブル・サウンズ）になることが発表されました！

Marble Soundsとは？

Marble Soundsは、Pieter Van Dessel(ボーカル／ピアノ)、Gianni Marzo(ギター)、Brecht Plasschaert(キーボード)、Frederik Bastiaensen(ベース)、Mattijs Vanderleen(ドラム)の5人からなる、ベルギーを拠点に活動するバンドです。

ボーカル／ピアノのPieter Van Desselは、エレポップデュオPLASTIC OPERATOR(※)で活動していた経歴の持ち主。(※UK老舗〈Rough Trade〉に「ポスタル・サーヴィス『ギヴ・アップ』以来、これほどまでにパーフェクトなエレクトロ・ポップ・アルバムは聞いたことがない」言わしめたデュオで日本でも話題になりました！)2007年、彼がカナダのモントリオールに滞在していたころに、Marble Soundsとしての活動がスタートしました。

その後、ベルギーに戻ったPieterは、Gianni Marzo（Isbells）、 Frederik Bastiaensen （ex-General Mindy）、 Christophe Vandewoude、 Johan De Coster（Soon）とともに今のバンドスタイルを確立。これまでに、EP『A Painting or a Spill』（07年）、1st『Nice Is Good』（10年）、2nd『Dear Me，Look up』（13年）、3rd『Tautou』（16年）、そしてライブ盤『Live with Casco Phil at Concertgebouw Brugge』（17年）をリリース。

1st『Nice Is Good』はモアレコで大人気になるも入手困難に

モアレコではオープン当時に1stアルバムの『Nice Is Good』が国内盤でリリースされ、お店初の大PUSHアーティストに！　収録曲“The Time To Sleep”が話題となり、モアレコ開店して以来最初の大ヒットにMVの綺麗さと楽曲の良さが多くの方の心をがっちり掴んだようです。ベルギーは西ヨーロッパの音楽のイメージそのものな透明感溢れる名曲です。

Marble Sounds –“The Time To Sleep”

ただ、人気となるも瞬く間に生産終了となり、その後入手困難となりました。続く2nd、3rdと良質な作品をリリースしていますが、国内盤でのリリースは無く、輸入盤でもなかなか入手困難な状況に陥りました……。

そこで今回モアレコが、バンドの中心人物でもあるPieterとベルギーのレーベル〈Zealrecords〉に「もっとMarble Soundsを日本で紹介したい！」とお願いをし、念願の“日本限定のベスト編集盤”がリリースされることに！

日本限定ベスト編集盤はモアレコチョイスの14曲＋未発表曲1曲が収録

3月30日（金）にリリース予定の日本限定のベスト編集盤『A collection』は今現在リリースされているMarble Soundsの楽曲の中から、モアレコがチョイスした珠玉の14曲に、Pieterからの日本へのプレゼントである未発表楽曲“they can’t take this away”が1曲収録された全15曲。さらには、ジャケットアートもこの日本限定盤のために一から新しく作ってくれたもの。まさに日本のための、日本だけのスペシャルな一枚！　なお、先着特典として「Marble Sounds特製缶バッジ」ももらえます。

Predawnとのコラボ曲も。収録曲を一部ご紹介！

今回の収録曲には豪華アーティストも参加しています。まずは、日本のシンガーソングライター、Predawnこと清水美和子。両者のコラボは、PieterからPredawnへのラブコールがきっかけ。「たまたま彼女のマイスペースで歌声を聴いて、どうしても一緒にコラボをしたいと思って連絡を取ったんだ。2008年に東京で、2011年にベルギーで実際に2度会っていて、その際に数曲共演したよ。（Pieter）」とのこと。ミュージックビデオも発表されており、かわいらしいアニメーションの映像はバンドとPredawnが出演。一聴すればPredawnと分かる彼女の歌声とMarble Soundsの世界観が見事にマッチした人気の楽曲です。

Marble Sounds -“Sky High”

さらには、Guided by VoicesのRobert Pollard、レーベルメイトであるベルギーのシンガーソングライターRenée Sysをゲストに迎えた楽曲も収録。Renéeとのデュエット曲は、独特のリズムとピアノをメインに添えられ、シンプルでムーディーなサウンドに乗せたPieterの英語とRenée Sysのフランス語の掛け合いでジェントルな雰囲気が醸し出されています。

Marble Sounds – Tout et Partout