水の都・松江市を拠点に活動中のプロデューサー/DJ・符和が、中目黒Solfa拠点のパーティー<OverALL>主催でビートメイカー/ドラマーの不破毅、そして北海道在住のとラックメイカー/DJ・ながさきたけし(UGRRCOMMUNICATION)と共作した7インチ『紡ぐ色』を12月7日(水)にリリースする。アートワークは不破毅の実兄で、STUSSY、Herschel、PARCO、ADIDASヘのアートワーク提供でも知られるWOK22(FUWA YASUSHI)が手掛けた。
<OverALL>から4人が紡いだ作品
符和、不破毅の交流はコロナ禍突入直前の2020年2月、不破毅が主催するイベント<OverALL>に符和がゲスト出演したことからスタート。その後、符和のリリースする2つのカセットテープにそれぞれ1曲ずつ参加。今回は満を辞して、シングル(7インチレコード)としてリリースする運びとなった。
ヒップホップを軸にアンビエント、エレクトロニカ、ジャズの要素も取り入れたオルタナティブな表情を魅せる今作。A面、不破毅との共作はメロウなエレピが心地良いジャジーなインストヒップホップで、繊細で穏やかなサウンドが徐々にエモーショナルに激しく展開していく中毒性の高い仕上がりに。対するB面、ながさきたけしとの共作は絶景の大自然を連想させるかの様なダウンテンポで、ヴォーカルサンプルを随所に散りばめ、神秘的な音が広がる。
「music will tie 音楽で繋がっている 紡ぐ色」
今作ではサウンド面はもちろん、タイトル、アートワークにまで共同制作に踏み込んだ。今回は「フワ」の名を持つ3人のアーティストが参加してることから、名前の起源等を元にアプローチ。「フワ」の起源を辿ると、美濃国に属する地域の一色村(イシキムラ)と呼ばれていた場所が「フワ」の発祥の地だったそうだ。
今作の制作に至った「繋がり」に、起源となった「一色」を組み合わせ、有機的な多様性を想起させる『紡ぐ色』がタイトルに決定。森や海、生命の豊かさを表現したWOK22のジャケットアートがさらに特別なプロダクトへと進化させた。さまざまな物語が収められた、ぜひ手に取って欲しい一枚となっている。
また、『紡ぐ色』のリリースを記念した不破毅の主催パーティー<OverALL>が2023年1月7日(土)に中目黒solfaで開催。不破毅ほか蜻蛉、Mazlikaら先鋭のアクトたちらが登場する予定だ。この記事で掲載したストーリーはほんの一部。本人たちに聞けば、本記事だけではまったく収められないほどの「繋がり」の話を教えてくれるはずだ。さらにこのパーティーから新しい繋がりが生まれるかもしれない。その一部始終を目撃してほしい。
RELEASE INFORMATION
紡ぐ色
発売日:2022年12月7日(水)
LABEL:√9
FORMAT:7inch/国内プレス/初回生産分のみの限定盤
JACKET:4Pジャケ付(33回転/センターホール•小)
販売価格:1980円(tax in)
Distributed by ULTRA-VYBE, INC.
OverALL
2023年1月7日(土)22時スタート
中目黒solfa
出演者:不破毅 蜻蛉 Mazlika他
その他、ゲスト有り