【シューゲイザー・ファン必聴】ノスタルジックなポスト・ロックを鳴らすパシフィックUV最新作が遂にリリース。

ドリーム・ポップ、シューゲイザー、スペース・ロック、ポスト・ロック、アンビエント……そのすべてのエレメントが優しく調和しながら浮遊したり飛散し、極上なノスタルジアを創出させるアセンズ出身バンド、パシフィックUVの4作目となるニュー・アルバム『アフター・ザ・ドリーム・ユー・アー・アウェイク』が遂にリリースされた。

2003年に『PACIFIC UV』でデビューを飾った彼ら、その当時はシガー・ロスやスタフライン・ハウコン、EF、アルバム・リーフなどとも比較され、その儚いシューゲイジングなギターの残響音やノスタルジックなメロディによってシューゲイザーやポスト・ロックなどのファンからも高い評価を獲得。

それから通算4作目となる本作は、M83の名曲“Midnight City”を彷彿とさせる憂いに満ちたシンセとドリーミーにゆるやかに流れるメロディがとにかく秀逸な“24 FRAMES”で幕を開ける。スクール・オブ・セヴン・ベルズのようなエレクトロニック・ビートを基調としたシンセ・チューン“Russians”、他にはビーチ・ハウスやパッション・ピットなどを想起させる優美シンセなどなど、これまで以上に多幸感かつポップな印象を受ける楽曲が多い。また本作から女性メンバーのLAURAが加わり、ヴォーカルやハーモニーにおいてもサウンドの厚みが増しており、さらに彼らのサウンドスケープを深化させている。どこまでも響いてくるこのシューゲイザーサウンドをとくと御堪能あれ！

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