Aphex TwinがPolygon Window名義でリリースした『Surfing On Sine Waves』が完全版としてリイシュー決定！オリジナル9曲含む全14曲収録

若くして「テクノモーツァルト」の称号を得たエレクトロニック・ミュージック界の最高峰であり、誰もが認める〈WARP〉の看板アーティストであるエイフェックス・ツイン（Aphex Twin）ことリチャード・D・ジェイムス。彼がポリゴン・ウィンドウ（Polygon Window）名義で初めて〈WARP〉からリリースしたアルバム『Surfing On Sine Waves』が完全版としてリイシューされることに！

Polygon Window『Surfing On Sine Waves』が完全版としてリイシュー決定！

当時22歳だったリチャード・D・ジェイムスによって世に送り出され、その後のエレクトロニック・ミュージックの方向性を大きく変えた伝説のアルバムである『Surfing On Sine Waves』のリイシュー盤には、オリジナル盤の9曲はもちろん、リチャードがポリゴン・ウィンドウ名義でリリースした全14曲を収録。

〈WARP〉が1992年にリリースした革新的コンピレーション『Artificial Intelligence』の1曲目にもポリゴン・ウィンドウ名義の楽曲が収められている。その年の冬にエイフェックス・ツインの『Selected Ambient Works 85-92』がレコード店に並び、それに続くように、年明けの1993年1月に本作『Surfing On Sine Waves』がポリゴン・ウィンドウ名義でリリースされている。

アートワークにも、〈WARP〉が本作を『Artificial Intelligence』シリーズの第2弾として位置付けていることが明記されており、〈WARP〉がポスト・レイヴの新たなムーヴメントとして掲げた“エレクトロニック・リスニング・ミュージック”というコンセプトを最初に体現したアーティスト作品のひとつとしても知られ、その魅力のすべてが詰まっていると言っても過言ではない名盤中の名盤だ。

本作には、リチャード本人監修のもと、シングル盤『Quoth』からアルバムには未収録だった2曲（“Bike Pump Meets Bucket”と“Iketa”）と“Quoth （Wooden Thump Mix）”、2001年にホワイトレーベル盤でリリースされた当時未発表だった2曲（“Portreath Harbour”と“Redruth Schoo”）がすべて収録される。『Surfing On Sine Waves』は、ボーナストラックと解説書付きで12月4日（金）リリース！　盟友デザイナーズ・リパブリックがアートワークを手掛けた本作が紙ジャケット仕様でCDリリースされるのは、今回が初めてとなる。

なお、今回の『Surfing On Sine Waves［完全版］』発売決定のニュースに合わせて、オウテカ（Autechre）、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー（Oneohtrix Point Never）という超強力アーティストの新作が続く〈WARP〉のキャンペーン開催も決定！　対象商品3枚以上購入して応募すると、オリジナル卓上カレンダーが必ずもらえるキャンペーンとなっている。

対象商品には、ポリゴン・ウィンドウ『Surfing On Sine Waves［完全版］』の他、オウテカの最新作『SIGN』（10月16日（金）発売）と、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーの最新作『Magic Oneohtrix Point Never』（10月30日（金））の3作を中心に、現在好評発売中のスクエアプッシャー（Squarepusher）『Be Up A Hello』と『Lamental EP』、イヴ・トゥモア（Yves Tumor）『Heaven To A Tortured Mind』、ロレンツォ・センニ（Lorenzo Senni）『Scacco Matto』、ダークスター（Dark Star）『Civic Jams』の国内盤が加わる。また各新作タイトルの国内盤CDの初回生産分には、それぞれデザインの異なる〈WARP〉ステッカーが封入されるので、こちらもぜひお見逃しなく！