時代に口髭を生やすニュースメディア・QeticがSpotifyのマンスリー・プレイリストを更新いたしました。
そもそも時代に口髭を生やすとは?
「髭」は歴史的にも、その時代時代で象徴的な生やし方、トレンドがあるものだと考えています。また、その人の地位を表すことだったり、生やしている人の「誇り(プライド)」を表すものだったりした時代もありました。それが時代を重ねて文化となり、ファッション、トレンドにもなり、形を変えて髭は存在してきました。多様性という意味にも捉えられると思っています。
こうした考察から、その時代の文化=象徴になっていっている「髭」という部分で、Qeticも情報を発信し続ける中で、その時代時代に髭を生やしていく=文化を根付かせていけるようになりたい。といった思いが込められています。
本格的に秋に移ろう時期にパワーをくれる楽曲群をセレクト
2019年9月第4週目に更新される今回のプレイリストには、突然の投げ銭フリーライブ敢行や自主企画ライブ開催など精力的に活動する中村佳穂の新曲“Rukakan Town”、彼女やKID FRESINO、VaVaなどいまを時めくミュージシャンやラッパーが参加しているDaichi Yamamotoの『Andless』から“Let It Be feat.Kid Fresino”をピックアップ。
また、今月はイギリスのシンガーソングライターCHARLI XCXと、ボストンのシンガーソングライターClairo、NY生まれの韓国人アーティストYaejiのコラボソング“February 2017(feat. Claire and Yaeji”、FKA twigsの“holy terrain”、グライムスの“Violence”など、女性ポップアイコンのリリースが相次ぎました。
mixmagの「The DJs Of The Year 2018」にも選出され、11月にはEris&Drewと共に表参道・VENTに来日することが決まっているハウスプロデューサー・Octo Octaの新作『Resonant Body』から“Deep Connections”、過去作品のストリーミング配信が追加された〈Hingefinger〉のレーベルヘッド・Joy Orbisonの“81b”、ArcaやFKA twigs、Bjorkのアートワークを手掛けるJESSE KANDAがDoon Kanda名義で、ダブステップの老舗レーベル〈Hyper Dub〉から2作目『Polycephaly』をリリース。メルボルン発5人組バンド30/70の『Backfoot』から“Tempted”、同じくオーストラリア出身のエレクトロデュオ・collarbonesとBanofeeのコラボソング“Wish Me Luck”、11月に渋谷・WWW Xで来日公演が決まっているKindness約5年ぶりのアルバム『Something Like A War』から“Lost Without”など、インディシーンも見逃せません。頭から夏気分が本格的に抜けて秋モード漂うこの時期に、圧倒的なビジュアルとトラックたちがパワーを充電してくれます。