JD Twitch

JD Twitch Boiler Room Glasgow DJ Set

OptimoはJD TwitchとJG Wilkesの2人で成り立つデュオである。 彼らはそれぞれ20年以上のDJ経験を持ち、過去10年間で印象的でなお心地よいDJプレイをすることで有名であり、高く評価されている。TwitchiとWilkesは、クラブミュージックの常識をはるかに超えた領域に入り込むクラブ体験をを生み出し、ジャンルや音楽の制限を無視したユニークな作品を創作している。

この二人は1997年11月から2010年4月までクラブOptimo(Espacio)を運営していた。Optimoはスコットランドクラブシーンの中心サブ・クラブで毎週勢力的に活動しており、過去10年間で最も重要で画期的なクラブのひとつと広く評価されている(Mixmag「The Club of the Year」の権威あるタイトルを獲得)

Optimoは、2004年に“How to Kill The Dj”(パート2)のリリースで初めて国際的に評価される。このミックスとそれに続く重要な評価は、このデュオを国際的なギグへ押し上げていった。 2004年以降の数年間、世界各国を飛び回り、Optimoパーティーの真髄を多くの国々へ広げていった。

その後リリースはDJのmixに対して求められる基準を上げ、より一層革新的、画期的で斬新な音楽をどのように創作していくかを表現してしたものとなり、彼らの心の中にあった決意がにじみでていた。そのリリースタイトルは勿論、最近のFabric Series with Fabric 52のtour-de-fource mixを含むPsyche-Out(Eskimo Recordings)、20 Years Underground(Soma)、Walkabout(Endless Flight)、In Order To Edit(R&S)、Sleepwalk(Domino Recordings)等である。

ファブリック52のコンピレーションは、クラブへの情熱と百科事典のような音楽の知識を通じて達成されたインフルエンサーとしてのOptimoの評判を強調している。また、過去から現在にあるサウンドを掛け合わせ、未来的な音を作り上げて実感させるような彼らのスキルもこのコンピレーションでは明確に示されている。

絶頂期にあったとしても Optimoチームは革新的なものを求めて挑戦し続けている。ツイッチは、地元のグラスゴー・アンダーグラウンドからの「Underground Sound Of Glasgow」リリースのためにコーナーストーン・コンピレーションのミックスし、Optimoの故郷の創造的な電子音楽シーンから良質で新しいエレクトロニックミュージックの盛り上がりを披露した。Optimoのデュオは、2012年12月の有名なBoiler Roomミックスシリーズで、ドイツのテクノ・アーティスト、Move D(One half of Deep Space Network)と一緒にB2Bセットでデビューした。

2013年9月には2度目のBoiler Roomでのライブが予定された。毎月第2月曜日、深夜から午前2時まで評価が高いRinseFMのインターネットラジオにてOptimoの世界観を垣間見るような音源を聴くことが出来る。

Optimoの成功の秘訣はなんといっても人である。小さい地下のクラブであろうが、有名なクラブのメインステージであろうが、野外で数千人規模のイベントだろうが、OptimoのSetは全てそこにいる人たちの感情やその場の感覚によって異なってくる。それぞれのお客様がもたらす特殊な高揚感であり、まるで集まった人々がOptimoにインスピレーションを与え、OptimoはDJというスキルを通して、人々に喜びをもたらしている。

このような理由からOptimoはUKで最も活発的なDJでもあり、人々から愛されている由縁である。TwitchとWilkesはよく「俺らは君らのサウンドを聞く耳が大好きなんだ」という。

Edward

Edward Boiler Room Berlin Studio DJ Set

Edward名義で知られる、ベルリンを拠点とするプロデューサー。彼の楽曲とDJに共に見受けられるグルーヴ感とコズミックなアクセント、ジャズの冒険心とサイケデリックな雰囲気は、彼が古いレコードの愛好家であることに由来し、そこから受けたインスピレーションや、サンプリングの使用が表現に深みを与えている。2013年には、以前から傾倒していたクラウトロックの大御所Conny Plank(Neu!/Cluster)のリミックスを発表した。ベルリンのWHITEからは2012年のデビュー・アルバム『Teupitz』を含め、長年作品を発表しており、近年では、フランクフルトのDie Orakel、ワイマールの重要クルーGieglingからリリースを重ねている。昨年は、同レーベルから2014年に発表したセカンドアルバム『Into a Better Future』が、Thomas Melchiorら参加のリミックス盤としてリリースされた。

Josey Rebelle

Electronic: Josey Rebelle Boiler Room New Delhi DJ Set

Octo Octa

RA Sessions: Octo Octa – Improv / Adrift / Fleeting Moments of Freedom (Wooo) | Resident Advisor

ブルックリン拠点のプロデューサーOcto Octa(本名:Maya Bouldry-Morrison)は、長年にわたりIDMアーティスト/サウンドデザイナーとして活動していたが、2011年に100% Silkから発表したOcto Octa名義のデビューEP「Let Me See」で、世界中のダンスフロアのハウスヘッズたちの心を捕えた。2013年にはニューヨークで開催されたRed Bull Music Academyに選出され、Harald BjorkやThrowing Snowらと親交を深め、アカデミー卒業後はPanorama BarやRobert Johnson、Sonarといった世界中の重要クラブやフェスティバルへの出演を果たした。ArgotやRunning Back、Honey Soundsystem、DeepBlak、Stay Underground It Payなどのレーベルからリリースを重ねている。

Sassy J

Sassy J Boiler Room x Dekmantel x IR DJ Set

スイスの美しい首都であるベルン出身のSassy Jは、そのまっすぐな音楽愛と感情によって、カラフルで魅力的な音を奏でるDJだ。彼女は”Patchwork Night”を主催し、パーティー中にイラストを描き、レコードをミックスするのと同じように、様々なスタイルの布や素材を縫い合わせたこの世でただ一つの衣服を生み出すことにも情熱を燃やしている。

Sassy Jは20年もDJ活動を精力的に続けている。彼女はその間ずっとエレクトロニックとアナログサウンドを先取りすることに重点を置き、彼女のゆったりとしたスタイルを支持する人気アーティストやファンの間では、一貫してエキサイティングなDJであり続けている。新しい音を表現する情熱、オーディエンスに印象を残したいという欲望、それらの衝動に突き動かされて彼女はEglo DanceからDekmantel、OHMからDe Schoolまであらゆるところでプレイしてきた。

常にインスピレーションと人生における”wow”な瞬間を得るために、音楽だけでなくトライバルアートやファブリック、本なども追求してきた。そんな彼女がThe Trilogy TapesやResident Advisor、Crack Magazineに提供したミックスは高い評価を受けている。

自身の直感に呼応しあらゆる音楽を紡ぎ、時間をかけて彼女の望む雰囲気とグルーヴになじませるテクニックや、真のダイナミズムに乗せて音をシフトしていくスタイル、それらすべてが彼女をDJ界で輝かせている。

Antal

Antal Boiler Room x Dekmantel Festival DJ Set

地元アムステルダムのみならず世界中で絶大な人気と影響力を誇るダンスミュージック・レーベルRush Hourの創始者Antal。1997年に街のレコード屋としてスタートし、当時成熟したシーンが存在しなかった彼の地に新しい音楽の流れを作り、Tom Trago、San Proper、Young Marco等のアーティストを輩出。さらにはDELSIN、Dekmantel、Music From Memory等のレーベルを世界に流通し、ディストリビューターとしても世界的な信頼を得ている。1996年にDJキャリアをスタートさせてから今日まで彼が残してきた功績は計り知れないものになっており、シカゴやデトロイトの影響を受けているスタイルは、レアなアフロファンクやディスコなど過去に彼が体験してきた、深く、そして広大な音の財産を反映している。

San Proper

San Proper Boiler Room x Dekmantel DJ Set

アムステルダムのアンダーグラウンドシーンから尊敬されるアーティストの一人である。15年以上にわたってDJやライヴで主要なクラブやフェスティバルから、小さなバーや怪しげでアンダーグラウンドな現場でもプレイしてきた。ハウスやディスコなどのセットで知られるが、アシッドやアフロなサウンドもユニークにミックスする能力にも長けている。2009年以来ソロライブも行っており、ハードとデジタルギアに楽器やヴォーカルを乗せたパフォーマンスを行っている。地元アムステルダムにおいて、Rush HourやDekmantel、Trouwなどのローカルシーンをサポートしながらアンダーグラウンドシーンの育成に貢献してきたレーベルや組織との繋がりも深い。現在は同郷のTom Trago、Awanto3、Melonら友人と積極的なコラボレーションを続け、アムステルダムのハウスシーンを盛り上げている。
彼の情熱はライヴセットだけではなく、その場で歌を乗せるDJセットからも感じ取ることができるはずだ。そんな彼は現在世界中の主要イベントから呼ばれ、東京、大阪、モントリオール、上海、サンディエゴ、デトロイト、ロンドン、コペンハーゲン、ソフィア、チューリッヒ、ベルリン、パリなど数えきれない都市をツアーしてまわっている。

Hunee

Hunee Boiler Room x Dekmantel Festival DJ Set

2009年、レーベルW.T. Recordsからリリースした「Tour De Force E.P. 」のスマッシュ・ヒットを果たしたHuneeは、2012年までの間、Internasjonal、Dekmantel、Ostgut Tonといったレーベルから作品を発表し、ハウス、ディスコ、バレアリックの期待の新人として一気にメディアから注目を浴びるようになった。音楽への情熱と深い知識を体現した、パワフルで独創的なDJスタイルで確固たる人気を獲得した彼は、世界中の主要フェスティバルやクラブから出演オファーが絶えない。2015年、レーベルRush Hourから待望のデビューアルバム「Hunch Music」をリリース。この作品が、オランダで最も権威のある音楽メディア3VOOR12で『Best Album Of The Year』を受賞した。

Chee Shimizu

Chee Shimizu Boiler Room Tokyo DJ Set

東京を拠点に24年以上にわたり活動するDJにして、選曲家、プロデューサー、文筆家、レコード・ショップ・オーナー、複数のレコード・レーベルを主宰するなど、多方面で才能を発揮するオブスキュア・ミュージックのオーソリティ。エクスペリメンタルなディスコやコズミック、レフトフィールド・サウンドを日本のダンスフロアに紹介した初めてのDJのひとりで、ニューエイジ/アンビエント・ミュージックのエキスパートとしても知られている。アジアやオセアニアからヨーロッパまで世界各地をDJやレコード・ディギンで飛び回り、ダンス・フロアからチルアウトまで、そのプレイスタイルは非常にワイドレンジである。2008年にオンライン・レコード・ストア<Organic Music>をローンチし、細部までこだわり抜かれたキュレーションとジャンルを超越したセレクションで、長年にわたり国内外のさまざまなオーディエンスに音楽を紹介し続けている。2013年にはレコード・ガイドブック『obscure sound〜桃源郷的音盤640選』を刊行。2015年には自身のレコード・レーベル<17853 Records>を設立。イタリア人実験音楽家Riccardo Sinigaglia、Synth Sisters、dip in the poolの甲田益也子、日本におけるアンビエントのパイオニア吉村弘など、ボーダーレスなアーティストの作品を発表。また、2016年にはHMVとともに<Japanism>レーベルを立ち上げ、日本のオブスキュアな音楽をリリースしている。

Kikiorix

Tresvibes SoundsystemとしてSatoshi Otsuki、DJ PI-GEと共に活動中。都内を中心に様々なクラブでプレイし、Rainbow Disco Club、Fuji Rock Festivalなどのフェスティバルにも出演してきた。また海外でも、Rush HourとRainbow Disco ClubがコラボレートしたSomewhere in Amasterdam at OT301を始め、Fabric London、THE END/AKA London、Space Ibiza、Tresor Berlinなど各国のクラブでプレイしてきた経験を持つ。2000年代 にはロンドンを拠点としTomoki Tamuraと共にHOLICのレジデントとしてDJ経験を積んだ。その時のイーストロンドンでの様々な場での経験が現在のプレイスタイルに色濃く反映されている。音楽制作ではこれまでに12インチEPを2枚、アルバムを1枚発表。Tresvibes SoundsystemとしてはVIS REV SET by Tresvibesを立ち上げ、12インチEPをリリースしている。

Sisi

Sisi Boiler Room x Dommune Halloween DJ Set

東京屈指の酸過多地帯に生を受け、サイケデリックカルチャー影響下、レーベル/DJ集団「Timothy Really」を設立。ゼロ年代初頭、第一次ミニマル隆盛期、西麻布Space lab Yellowにて一世を風靡した「Real Grooves」のレジデントを担い、その後、DJ Pige、Ryo Murakamiとのヴァイナルレーベル「pan records」A&R、今はなきユースカルチャー秘密の源泉渋谷「SECOBAR」ブッキング等、無節操な音楽遍歴経て、人類史25万年、古から続くダンスへの衝動とダンスミュージックの血脈への興味を斜めから深める。ディスコ、イタロ、ワールドミュージックから抽出された何かを4/4キックとハウスブレンド、未だ見ぬ未知なるコズミックスタイルに恋焦がれつつ、日本発未来経由の世界基準「Rainbow Disco Club」のレジデントととして日々精進中。

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