4月8日(月)~20日(土)まで2週間に渡り開催される、レッドブルの都市型音楽フェス<Red Bull Music Festival Tokyo 2019>。その最終日を締めくくるイベント<花紅柳緑@浜離宮恩賜庭園(KAKO-RYURYOKU at Hama-rikyu Gardens)(以下、花紅柳緑)>の詳細が明らかになった。

花紅柳緑

<花紅柳緑>の舞台となるのは、約25万平方メートルという広大な敷地を誇る、国の特別名勝及び特別史跡に指定されている日本庭園「浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)」。かつて江戸時代に、江戸城の「出城」としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園だ。

『Red Bull Music Festival Tokyo 2019』最終日に「浜離宮恩賜庭園」で開催されるアンビエント音楽のイベント詳細が明らかに music190318-redbull-kako-ryuryoku-8-1200x800

その歴史は、承応3年(1654)年、徳川将軍家の鷹狩場に、四代将軍 家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立て甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建て、六代将軍綱豊(家宣)の代に将軍家の別邸となり「浜御殿」と呼ばれるように。

以来、歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事が行われ、十一代将軍 家斉の時代にほぼ現在の姿の庭園が完成。その後、明治維新ののち皇居の離宮となった際に名称が「浜離宮」と変わり、関東大震災や戦災における損傷を受けながらも、昭和21年(1946)年「浜離宮恩賜庭園」として公開され、進む都市化の中で現在まで残された、350年以上の歴史を誇る貴重な庭園として知られている。

日本庭園「浜離宮恩賜庭園」を舞台に初の試み

庭園内の見どころとしては、海水を引き入れ、潮の干満によって池の趣を変える様式で、都内の江戸の庭園では唯一現存する海水の池である「潮入の池」。将軍の舟遊びや魚釣りが行われていたであろうその池の岸には、将軍が鷹狩りを行う際の、待合いや休憩所として利用されていたと考えられる「鷹の御茶屋」や「松の茶屋」が並び、そこから池を縦断する延長118メートルの総檜造りの「お伝い橋」がある。

向こう岸へ渡るその途中には、宝永4(1707)年に造られて以来、将軍をはじめ奥方、公家たちが庭園の見飽きぬ眺望を堪能した休憩所「中島の御茶屋」が、そして池を渡ったその先には、潮入の池、中島の御茶屋、庭園を覆う緑、そして日本の経済成長の象徴でもある高層ビル群を一堂に眺めることができる「富士見山」が鎮座する。

日本庭園を美しく彩る光の演出とアンビエントミュージック

今回レッドブルが主催する<花紅柳緑>では、庭園を回遊しながらそれら景観とともに、庭園を美しく彩る光の演出と、音楽家たちが奏でるアンビエントミュージック(環境音楽)のライブを同時に堪能できる。

特に80年代に作られた日本のアンビエントミュージック(環境音楽)は、近年再び世界中から注目を集めている。庭園の各所で音を奏でる音楽家たちは、日本のアンビエントミュージックの先駆者、INOYAMALANDを始め、Red Bull Music Academy卒業生であり、国際的に活躍するYOSI HORIKAWA、HAIOKA、Kate NV、Nami Sato + Loradenizと実力派が揃う。

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INOYAMALAND
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YOSI HORIKAWA
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HAIOKA
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Kate NV
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Nami Sato
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Loradeniz

光の演出は、撮影業界を率引し金字塔を打ち立てた照明の第一人者、伊地知完率いる、光を操るアーティスト集団HIKARI ASOBI CLUBが担い、黒澤フィルムスタジオの機材を駆使した幻想的な世界が出現。そして音響は、建築における音響設計、音源製作、ライブ等でのミックスを行う音響チームWHITELIGHT SOUNDSYSTEMが担当。

通常見ることのない浜離宮恩賜庭園の「夜」の顔も見どころのひとつ。江戸時代の将軍や公家たちのかつての遊興の場であった庭園で、現代のエンターテイメントが再現。前売チケットは絶賛販売中。

EVENT INFORMATION

花紅柳緑@浜離宮恩賜庭園
(KAKO-RYURYOKU at Hama-rikyu Gardens)

『Red Bull Music Festival Tokyo 2019』最終日に「浜離宮恩賜庭園」で開催されるアンビエント音楽のイベント詳細が明らかに music190318-redbull-kako-ryuryoku-7-1200x1600

2019年4月20日(土)開場19:00
浜離宮恩賜庭園(東京)
ADV ¥2,000

INOYAMALAND, YOSI HORIKAWA, HAIOKA, Kate NV, Nami Sato + Loradeniz
-第22回文化庁メディア芸術祭協賛事業-

※18歳未満の方は保護者同伴でご入場いただけます。ご入場の際は顔写真付き身分証明書をお持ち下さい。
※天候などの諸事情によりイベントをやむなく中止または変更となる場合があります。

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