Rhyeの新アルバム『Home』がリリース決定！先行シングル“Black Rain”がMVと共に公開

ロサンゼルスを拠点に活動するミュージシャン、マイケル・ミロシュ（Michael Milosh）のプロジェクト＝ライ（Rhye）が、2021年1月22日（金）にニュー・アルバム『Home』を〈Loma Vista Recordings〉からリリースすることに。またアルバムからの先行シングルとして、“Black Rain”の音源とMVが公開された。

Rhyeの新アルバム『Home』がリリース決定！

今回リリースが決定した新作『Home』は、創造性とコミュニティの基盤としての「家」という考えを中心にした作品となっている。本作では、性別を超えた官能的なボーカルや、反芻するピアノの響き、推進力のあるビートなどの要素が密接に関わり合い、活力のあるサウンドが紡がれている。なお、制作は2019年〜2020年初頭にかけて行われ、ミキシングはアラン・モウルダーが担当している。

2013年にデビュー作『Woman』をリリースして以来、ほとんどツアー生活を送っているミロシュ。過去2年間は、アンビエント・ミュージックやメディテーションなどに重点をおいたライブイベントを継続して行っており、そのコミュニティは「セキュアー・サバス」という名で知られている。そこは、彼の声と音による実験的な即興演奏のための空間として機能しており、アルバム『Home』の制作へのインスピレーションをもたらしたという。そしてアルバムを通してミロシュはある重要なテーマを強調している。それは、「人生が私たちをどこへ連れて行こうとも、私たちはいつも家に帰ることができるのだ」ということだ。

また今回公開された新曲“Black Rain”について、ミロシュは「80年代のディスコ、例えばクインシー・ジョーンズが解釈したようなディスコサウンドもある」とコメント。ドラムパートの録音は、50年代のラディックのドラム3点セットを使い、ロサンゼルスのRevival at The Complexにて行われた。同スタジオは、エンジニアとして高い評価を受けているジョージ・マッセンバーグが作った場所だ。

ミロシュは続けて「アース・ウィンド・アンド・ファイアーのレコーディングが行われたところで、特別な音が撮れる素晴らしいドラムルームがあるんだ。この曲のストリング構成はリムスキー・コルサコフの“シェヘラザード”にある軽快な進行から閃いたんだ」とも語っている。同曲のMVも是非チェックして欲しい。

Rhye – Black Rain （Official Video）