上海のカルト・レーベル〈SVBKVLT〉よりEP『遊撃』をリリースしたRILLA、完全復活のリリパが東京で開催

上海のカルト・レーベル〈SVBKVLT〉よりEP『遊撃』を発表したしたDJ／プロデューサー・RILLAの、東京では6年ぶりの出演となるリリースパーティーが2022年6月10日（金）に下北沢SPREAD、ILLASで開催する。

2020年のリリースから活動再開

京都を拠点とするRILLAは、そのエッジーな感性とテクノ・バイヤーとしての嗅覚を両立させながら活動してきた。2020年にTorei主宰の〈Set Me Fire〉からのEPリリースを皮切りに、長年の活動休止から再開に至った彼は、続いてGaz Williamsによるカルト・レーベル〈SVBKVLT〉から本EP『遊撃』をリリース。そして、作品を発表しながらもコロナ禍の自粛によって現場から遠のいていたRILLAが、東京では6年ぶりの出演となる『遊撃』のリリパを開催することとなった。

6年ぶりの復活にシークレット・ゲストも参加

ゲストには、ソロ名義初のアルバム作品『A View』を自身のレーベルからリリースすることが発表されたCOMPUMA、日本人アーティストも多数リリースするUKの〈Bedouin〉からアルバムをリリースしたばかりのMars89がライブセットを披露、ダブの奥地へ突き進む京都のGunilla、上述のToreiなどがラインナップ。そして、現在活動休止中のRILLAの盟友でもあるシークレット・ゲストが東京での復活を祝して出演することも決定した。

ILLASではサイケxブレイクなHARETSU、現行のトランス界隈を疾走するTEI TEI、渋谷の新スポットTangleやFLATTOPの一員でもあるジャズコレクティブNoNationsの実験派Tonydot、スローテンポなオーガニック・テクノ／エレクトロに邁進する鏡民がラインナップ。

オーディエンスの意識がサイケデリックな沼や渦となって覚醒していく、ある種の儀式のような世界観を通じ、オーガニックにテクノを拡張するRILLAの遊撃が始まる。6年ぶりの完全復活をぜひ目撃してほしい。