今週末開催＜Scenario Japan＞にアンダーグラウンドレイヴユニット・The Glitch Mobが登場｜東阪で開催、林正樹 x Fumitake Tamura、Hikaru Tanakaらが出演

LAで毎週水曜に開催されているイベント＜Scenario＞の日本版が今年1月にスタート。6月24日（土）には三軒茶屋・Patrol Sound Bar、6月25日（日）には大阪・Campufunk Recordsにて開催、ロサンゼルスの2人組のアンダーグラウンドレイヴユニット・The Glitch Mobが来日して参加する。

Scenario Japan

＜Scenario Japan＞はL.Aの伝説的イベント＜Low End Theory＞の創設者でグラミー賞受賞エンジニアのDaddy Kev（ダディ・ケヴ）が、LETを引き継ぐ次のイベント＜Scenario＞をロサンゼルスで立ち上げてから約2年、＜Scenario Japan＞がスタート。

“アンダーグラウンドダンスミュージックとジャズ、ラップの交差する点を追求する”という哲学とともに、Daddy KevとFumitake Tamuraが毎月第4土曜日の週末に日本各地のローカルゲストとともに開催されている。現在＜Scenario＞はロサンゼルスのThe Love Song Barにて毎週水曜日に開催されており、HIP HOPに限らずJazz、House等の様々な音楽家が出演している。

＜Scenario＞の哲学が堪能できるラインナップ

東京編にはThe Glitch Mobをはじめ、三宅純、椎名林檎のピアニスト、映画『すばらしき世界』の音楽も担当したピアニストの林正樹とFumitake Tamuraのエレクトロニクスのデュオ、5月にL.A の＜Scenario＞に出演したHikaru Tanaka、米国メリーランド州ボルチモア出身のMJ the Sensei、モスクワから日本に移住し、実験的なビートをDaddy Kevのレーベル〈Alphapup〉からリリースしているDZA、〈Black Smoker Records〉へのMIX提供や数々のサポートDJでも知られるVizza Cash Moneyが登場、VJでENDSOUTが参加する。

大阪にはThe Glitch Mob、レジデントのFumitake Tamura、ビートライブにGEBO & NICKELMAN speedometer.とDyelo think、DJにD.J.FULLTONO、INGA、GekishibuSmoothMellow、OPEN DECKにSATOYON、Dr.Flex Nakano、CallMe Yugen、So Muramoto、WYが出演。VJとしてFeel Signが一夜を彩る。

アンダーグラウンドレイヴユニット・The Glitch Mob

この新しい時代の中心は、コミュニティ、真正性、没入感、そして何よりも、彼らを結びつけた文化とのつながりがとても重要である──Ed Ma（edIT）とJosh Mayer（Ooah）からなるThe Glitch Mobは2006年頃、アンダーグラウンドレイヴカルチャーを愛する同士として出会い結成。

『Drink the Sea』『Love Death Immortality』『See Without Eyes』という3枚のアルバムはハイエンドなプロダクションで時代をリードしながら、10年に渡るヘッドラインショーや世界中の大規模なフェスティバルのステージへと彼らを導いていった。2022年にはレイブカルチャーへのラブレター的アルバム『Ctrl Alt Reality』を発表し、アンダーグラウンドシーンにカムバックした。待望の来日をぜひお見逃しなく。

THE GLITCH MOB＠DEF：BROOKLYN

The Glitch Mob – Depth Charge