に一度、この時期に開催されてきた同フェスは、国内外交え、これまでに数多くのスクリーモ/メタルコア系のバンドが出演してきた。その<SCREAM OUT FEST>も、フェス形式となって今年で5回目。それを記念するかのように、今年は昨年の渋谷クラブクアトロ2DAYSからステージの広さもキャパシティもグーンとジャンプアップ。過去最大級の新木場STUDIO COASTにて1DAYに集約されて行われる。

そんな同フェスを、Qeticでは、『<SCREAM OUT FEST 2014>を120%楽しむ10の秘訣!!』と題して紹介。単なるバンド紹介やイベントの紹介にとどまらず、色々な角度から、このフェスの楽しみ方を伝授したい。
いざ!!

<SCREAM OUT FEST 2014>を120%楽しむ10の秘訣!!

①まずは<SCREAM OUT FEST 2014>とは一体何かを知るべし。

〈TRIPLE VISION entertainment〉所属のアーティストを中心としたスクリーモ、メタルコア等のエクストリームメタルを集めたイベントとして、2008年、USのALESANAとUKのThe Blackoutの招聘を皮切りにスタートした<SCREAM OUT>。2010年からは<SCREAM OUT FEST>に改名。スタイルもフェス形式へと移っていった。

これまでに、上述の2バンドを始め、blessthefall、BROADWAY、CROSSFAITH、Fear, and Loathing in LasVegas、ASKING ALEXANDRIA、LOST、A SKYLIT DRIVE、キバオブアキバ、NEW BREED、ASHLEY SCARED THE SKY、Of Mice & Men、Woe, Is Me 、I SEE STARS、ARTEMA…と、国内外の今を時めくバンドたちを早期のうちから招聘/ブッキング。そのラインナップは毎年、多くのラウドロック/エクストリームメタル・ファンを驚喜させてきた。中でも、CROSSFAITH、Fear,and Loathing in LasVegasの早々からのブッキングとCROSSFAITHのこれまでの多数出演からは、その先見の明の確かさがうかがえる。

② 厳選された6組のアーティストをおさらいをしていくべし。
③そして1曲はマストで覚えていくべし。

The Devil Wears Prada(デヴィル・ウェアーズ・プラダ)

ブルータルなギター・リフと浮遊感漂うシンフォニックなシンセ・サウンドにのせて、絶叫ヴォーカルとメロディアスなボーカルが交差するツイン・ボーカルが魅力の、オハイオ州デイトン出身のクリスチャン・メタルコアバンド。2005 年に結成。2010年、<SUMMER SONIC 10>にて初来日。最新作は、名手マット・ゴールドマンをプロデューサーに、メタルコア界の重鎮、アダム・デュトキエヴィッチをエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えた通算5枚目のアルバム『8:18』。

コレ 覚テイクベシ!→  “Mammoth”

Periphery(ペリフェリー)

この<SCREAM OUT FEST 2014>で待望の初来日が実現した、メリーランド州出身のプログレッシブ・メタルバンド。2005年に活動開始。2010年4月、アルバム『Periphery』でデビュー。2012年4月、『Icarus EP(日本盤未発売)』をリリースするなど精力的な活動を続けていく。また、かねてから強い影響を受けていたDream Theaterのオープニング・アクトを機に、その名が広がり、同年7月には本国アメリカでアルバム『Periphery II』を発表した。同作品はビルボードの総合アルバムチャートで44位を記録。2014年1月22日(水)には、ニューEP『CLEAR』を発表したばかりだ。

コレ 覚テイクベシ!→  “Make Total Destroy”

HER NAME IN BLOOD(ハー・ネーム・イン・ブラッド)

東京を拠点に活動している5人組メタルコア・バンド。2003年に前身バンドを結成。2007年、現在のバンド名に改名。2008年にはBEFORE MY LIFE FAILSとスプリットEPをリリースし、各種著名ラウドロック系イベントも参戦。数多くの海外アーティストのサポートを勤め、東南アジア・ツアーも敢行。2013年3月『THE BEAST EP』をリリース。全国15カ所にも及ぶ<THE BEAST TOUR>を大成功に収め、4月リリース予定の待望のニュー・アルバムも今から楽しみだ。

コレ 覚テイクベシ!→ “GASOLINES”

Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)

エモ・スクリーモ・メタル・ダンスミュージックなど様々なジャンルを消化し詰め込んだ音楽性と、オートチューンを取り入れた美メロと破壊的なシャウトが交錯するツイン・ボーカルが特徴的な6人組エレクトロ・ポストハードコアバンド。2008年神戸で結成。 2010年11月、1stアルバム『Dance&Scream』をリリース。2011年、ミニアルバム『NEXTREME』にてメジャーへ移籍。2012年8月にリリースされたフルアルバム『All That We Have Now』は、オリコンチャート初登場4位を記録。最新作は2014年1月発売のシングル『Rave-up Tonight』。

コレ 覚テイクベシ!→ “Rave-up Tonight”

THE WORD ALIVE(ザ・ワード・アライブ)
2本のギターから放たれる分厚く重たいメタル・リフと、Tylerのハイトーンボーカルと切り裂くようなスクリームの使い分けで人気を博している、アリゾナ出身の5人組メタルコアバンド。2008年結成。2009年、ミニアルバム『Empire』でデビュー。2010年8月、アルバム『Deceiver』を発表。幾度かのメンバーチェンジを経て、2012年7月には2ndアルバム『Life Cycle』をリリース。今回が2度目の来日公演となる。メンバーがイケメン揃いなのも見逃せない!

コレ 覚テイクベシ!→ “Life Cycles”

CRYSTAL LAKE(クリスタル・レイク)

メタル、メタルコア、メロディック・デスメタルなどからの強く影響を受けたサウンドが印象的な東京を拠点に活動しているメタルコア・バンド。2002年結成。2003年には韓国ツアー及び1stシングル『Freewill』をリリース。2011年7月、新ヴォーカリストとしてRyo、サポートドラマーとしてGaku(田浦楽)が加入。以後も数多くのラウドロック系イベントへの出演や海外アーティストのサポートアクトを務める。最新作は2012年9月発売のシングル『The Fire Inside / Overcome』だ。

コレ 覚テイクベシ!→ “The Fire Inside/Overcome”

次ページ:④ とにかく動きやすい洋服で行くべし。Tシャツの替えは現地調達で。