韓国のみならず海外からも高い評価を受ける3人組バンドSE SO NEONの最新シングル“自由 Jayu”の7インチが9月1日に日本盤&韓国盤として同時リリースされた。日本盤は、東京に基盤を置くアジアミュージックレーベル〈Bside〉が、HMV record shopと共同企画し、1,000枚限定盤として発売された。
今回の7インチレコードには、“自由 Jayu”とそのインスト曲が収録。デジタルシングルのジャケ写からアレンジされた日本盤は、HMV record shop各店およびHMVオンラインのほか、各種レコードショップでも取扱いとなる。
SE SO NEON ‘Jayu’ Official MV
“自由 Jayu”は今年2月5日リリースされた配信シングル。MVには韓国の人気俳優ユ・アインが特別出演したことでも話題になった。Pitchforkは「ここ数年、SE SO NEONは、絶え間なく音楽活動を続け、サイケデリックロックから韓国ドラマOSTのようなバラードまでこなす韓国インディーズシーンの柔軟なミュージシャン。“Jayu”のSE SO NEONは、The Verveのブリットポップに、Oneohtrix Point Neverのような現代プロデューサーのボーカルフィルタリング技法を融合させた90年代のトリオを想起させる。その結果、この曲は絶望への歌でも、寛大なファンタジーを描き乗り越えようとした歌でもなく、それぞれが訪れる場所で不安や心配から逃れてしばらく一息つくことを受け入れようというメッセージを込めた歌だ」と評価した。
2019年、韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル〈Bside〉のアナログ企画「K-Indies Series」第1弾としてリリースした7インチが即完売されるなど日本でも高い人気を誇るSE SO NEON。Pitchforkの「2020年BEST ROCK ALBUMS 35」にも選出、7月28日にはYouTube Musicで行われるアーティスト開発プログラム「2021YouTube Foundry」に、世界14カ国27の新進アーティストと共に韓国唯一のアーティストとして選ばれ、NYのタイムズスクエアとロンドンの大型屋外ビジョンで映像が放映されている。創意性と潜在力を持つ世界のアーティストとともに世界市場に一歩近づくきっかけとなるだろう。