【ライブレポ】ドリカムやORANGE RANGE、THE BAWDIESが登場！夏の終わりを彩るSPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016を振り返る

まだまだ音楽を浴びなければ夏は終われない！　そんな音楽を愛する人々にとって夏の終わりに欠かせないのが、野外ライブイベント＜SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER（以下SLS）＞。今年も多くの豪華アーティストを迎え、8月26日（金）から三日間に渡り山梨県山中湖交流プラザで＜SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016＞が開催された。

開催10回目を迎え、晩夏の風物詩として音楽好きからすっかり定着しつつある＜SLS＞。富士山に見下ろされ、自然に囲まれた壮大な空間は年齢や性別関係なく音楽を純粋に楽しもうとする人々で溢れ、非常に和やか。そのためか親子連れも多い。大切な人たちとゆったりと、自由に思い出をつくっていけるのが＜SLS＞の大きな特徴だ。初出場のDREAMS COME TRUEをトリに迎え、未体験のワクワクをたっぷり詰め込んだ＜SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016＞2日目の様子をレポート！

会場は朝から曇天の空模様。しかし、オープニングアクトとして登場したLILI LIMITが爽やかな音を奏で、たちまち晴れやかな空気感で会場は満たされていく。

＜SLS＞が他の野外イベントと一線を画するのは、＜SLS＞特有の圧倒的な自由度。とにかく広々とした空間で思い思いに音楽を楽しんでいる様子は、なかなか他では見られない。その良い意味でゆるりとした空気感に様々な音楽が染み込んでいく様子は何とも心地よい。ほんの少し肌寒い風が会場を追い、夏の終わりの淡いもの寂しさを含んでいる＜SLS＞は、やはり8月の終わりにぴったりのフェスだ。

LILI LIMIT / SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016

次に、会場中央に位置するメインステージLAKESIDE STAGEに現れたのは、今一番勢いのある若手バンド、フレデリック。関西初のバンドとして独特のユーモア性をかき鳴らす彼らは、MCで昨年から出演したいと強く願っていたLAKESIDE STAGEへの熱い思いを語った。彼らの代表曲ともなった“オドループ”ではまんまと観客を踊らせ続け、堂々としたパフォーマンスで会場を沸かせた。