セオ・パリッシュマーセラス・ピットマンによるB2Bセットツアーが11月9日(金)に大阪・NOON+CAFE、11月10日(土)に東京・Contactにて開催されることが発表された。

Sound Signatureからリリースされた『Essential Selections』を経て、3ChairsやT.O.M Projectに参加する、Theo ParrishとMarcellus Pittman。

お互いの音楽性の良き理解者である2人によるB2Bは、互いの選曲やミックスを刺激し合うセッションになるだろう。DekmantelやCorsica Studioでは実験されているが、ここ日本では初お披露目となる貴重なセットを見逃さないで欲しい。

なお、100枚限定早割券が本日より販売スタート。e+、RA、clubberia、iflyerの各プレイガイドよりチェックしよう。

Theo Parrish and Marcellus Pittman at Corsica Studios

Theo Parrish(Sound Signature)

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デトロイトに拠点をおくアーティスト、Theo Parrish。ワシントンDCに生まれ、年少期をシカゴで育つ。またその後カンザスシティー、Kansas City Art InstituteではSound Sculpture(音の彫刻)を専攻。1994年、デトロイトに移住。1997年、レ-ベルSound Signatureを立ち上げ、常に新しい発想と自由な表現で次々に作品を世に送り出す。2013年にはSound SignatureのシスターレーベルWildheart Recordingsを始動している。

2014年、5thアルバム『American Intelligence』をリリース。
ロンドンのクラブPlastic Peopleでの月1回のレギュラーを終え、現在デトロイトでのローカルパーティーMusic Gallery Detroitを年2-3回のペースで開催している。

他のアーティストへのサポートも積極的に行い、Jay Daniel, Specter, Dego&Kaidi, GE-OLOGY, Leron Carson, Byron The Aquarius, Alton Millerの作品をSound Signatureよりリリース。2016年にはレーベルコンピレーションCD『Sound Signature Presents: These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now – Part 1&2』がリリースされている。

「音楽への愛」こそがプロデューサー、パフォーマー、DJ達の原動力であるべきだ。この想いがあれば、サンプリングという方法は、盗作でもなく、音作りへの近道でもなく、個性あるの音のコラージュになる。それと同じ理解と想いを持つことにより、DJもまたスピリチュアルな行為となり得る。数時間分の選曲が、本質を伴った歴史の物語となり、動きを伴った音楽体験となる。(セオ・パリッシュ 訳:Yuko Asanuma)

http://www.soundsignature.net

Marcellus Pittman(Unirhythm | Detroit)

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マーセラス・ピットマンは、デトロイトに生まれ育ち、レーベルUnirhythmを主宰する。10代初めにはローカルのラジオステーションWJZZの熱心なリスナーになり多くを学び、Larry “Doc” Elliott や “the Rose” Rosetta Hinesの番組を聞いていたという。

ディスコがフェイドアウトし、よりプログレッシブな音楽が出始めた頃(当時デトロイトではハウスやテクノ、またそのプロトタイプ的なものは”Progressive”と呼ばれていた)、The Wizardと名乗っていたJeff MillsやElectrifying Mojoがラジオ電波上で新しいアーティストをプッシュし続け、世界中からの音楽をリスナーに提供していた。ヒップホップ、エレクトロ、テクノ、ハウス、ディスコをミックスするそのフリーなスタイルに大きく影響されたという。

Home Grownというヒップホップグループでトラックメイカーとして活動していたが、Theo Parrishに出会い、『Essential Selections』Vol.1と2をSound Signatureからリリース。

Rick Wilhite、Kenny Dixon Jr. aka Moodymann、Theo Parrishで構成されていた3Chairsに、4番目のメンバーとしてDJツアーやプロダクションに参加している。また、Theo 、Omar-S、Marcellusのプロジェクト、T.O.M Projectにも参加し、Omar Sのレーベル、FXHEからはM.Pittmanとして『M.Pittman EP』と『#2』をリリースしている。

デトロイトの新興レーベル/ディストリビューター、FITからリリースされた12”レコード、M.PITTMAN『Erase The Pain』は、某大御所DJ達の間でカルト的賞賛を得た。Hungry Ghost(International Feel)、Ackin’(Internasjonal)、Madteo、Nina Kraviz、Erika(Interdimensional Transmissions)、Motor City Drum Ensemble、Funkadelicらにリミックスを提供している。

http://www.unirhythm.net

EVENT INFORMATION

Theo Parrish & Marcellus Pittman 2018>

セオ・パリッシュとマーセラス・ピットマンによるB2Bセットツアーが開催決定 music180921-theo-parrish-marcellus-pittman-3

2018.11.09(金)
大阪・NOON+CAFE
http://noon-cafe.com/event/theo-parrish-marcellus-pittman/

2018.11.10(土)
東京・Contact
http://www.contacttokyo.com/

11/10(土)
Theo Parrish & Marcellus Pittman 2018

Open 22:00
¥2500 Before 23:00 / Under 23 / Early Bird 100 limited
¥2800 GH S member
¥3000 Advance
¥3300 with flyer
¥3800 Door

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