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[tricot]スロバキアの野外フェス<Pohoda Festival>とセルビアの野外フェス<EXIT FESTIVAL>にて、tricotのライブストリーミングが行われる。

7月に、チェコ、ハンガリー、スロバキア、セルビアの野外フェス出演(その他イギリスでPixiesの前座1公演を含む2公演)に出演している3ピースバンド=。海外での知名度が高いとは言えない日本人バンドでありながらヨーロッパにおける全公演をその高い演奏力とアグレッシブなパフォーマンスで大盛況に終えている彼女達のプレイは、スロヴァキアのトレンチーンで開催される野外ロックフェスティバル<Pohoda Festival>や、2013年の「Best Major European festival」を獲得したセルビアの<EXIT FESTIVAL>でのライブストリーミング放送によって日本のファンのもとにも届けられており、注目を集めている。

そして今回、チェコ共和国のロックフェス<ROCK FOR PEOPLE>のライブレポートが届いた。現場の興奮を感じさせる内容となっているので、是非チェックしてほしい。

Live Report:ROCK FOR PEOPLE(チェコ共和国)

<ROCK FOR PEOPLE>は今年20周年を迎えた、チェコ共和国における代表的なロックフェス。今年は7月3日〜5日(2日に前夜祭がある)という日程で、プラハより車で1時間半の郊外、HRADEC KRÁLOVÉ(フラデツ・クラーローヴェー)という町にて開催された。このヒラデク・クラローヴェーという町はとりたてて何か特別な名所があるようなところではないが、それでもこぢんまりとした町の中心地に行けば、あの高貴な印象を与える石畳の街並みと、その上にそびえ立つ教会がヨーロッパに来たことを実感させてくれる。ちなみにこの町では、毎年8月に<HIP HOP KEMP>というヒップホップのフェスが(今年のメイン・アクトにはKRS-ONEがいる)、10月には<Jazz Goes To Town>というジャズ・フェスが開催されている。

tricot、チェコ共和国フェス<ROCK FOR PEOPLE>のライブレポ到着!tricot、チェコ共和国フェス<ROCK FOR PEOPLE>のライブレポ到着!

この<ROCK FOR PEOPLE>に訪れる人達の80%程度はチェコ人だそう。それもあって、これからtricotが出演する他国のヨーロッパフェスに比べるとドメスティックな色合いが若干高く、チェコのアーティスト、それから隣国のスロバキアのアーティストも多く出演している。今年のヘッドライナーはイギリスにおける2トーン・スカの伝説・MADNESS、フランスのMANU CHAO、スコットランドからBIFFY CLYROなど。中にはスティーブン・セガールのブルース・バンドなんていう飛び道具的(?)ラインナップもあって、チェコに抱く個人的な勝手なイメージなのかはわからないが、何となくこの国から連想できそうな渋いラインナップだ。THE STRYPESといった「旬な」アーティストも出演しているが、この新人におけるチョイスもまた、渋味を増している。

フェスの規模としては、各日20,000人〜25,000人が訪れる中型のフェスで、こちらの人達はあまり一日券を利用することは多くなく、来る人は基本的に通しでフェスを楽しむそう。ステージは大小10ヶ所ほどあるが、メイン・ステージである、「ROCK FOR PEOPLEステージ」と、2番目に大きな「Staropramenステージ」の二つが中心的なステージとなる。tricotはこの「Staropramenステージ」に出演する。巨大な紅白のテントで覆われた、屋内のステージだ。ちなみにStaropramenはビール通なら知る人ぞ知る、チェコのビールメーカー。

tricot、チェコ共和国フェス<ROCK FOR PEOPLE>のライブレポ到着!tricot、チェコ共和国フェス<ROCK FOR PEOPLE>のライブレポ到着!

実際に他アーティストのステージやフェス会場内を散策してみると、その雰囲気は正にお祭り。よく日本と海外のライブハウスの違いで語られることだが、目的のアーティストの音楽だけを楽しみにライブハウスに行きまっせ、という日本と違って、海外ではそもそもライブハウスというものが存在せず、バーやパブに酒を呑みに来たところでライブもやっていて、知らない音楽だけど盛り上がっちゃう。つまりは音楽だけが目的にはならず、自然に側に「在る」。正にフェスでもそんな違いが当てはまるような感覚だった。会場内には音楽フェスとはあまり関係のなさそうな、Tシャツや装飾品、仮装グッズなどの出店もあり、更にはバレーボールコートやハンモックが吊るされたビーチ、プールやその他様々な遊具やアトラクションがあって、皆、思い思いに楽しんでいる。その様はライブを観ることが第一、という雰囲気ではなく、時にはベビーカーをひいた親子や、近所の老人夫婦?といったお客さんもいて、親しみのある地域のお祭り的な様相を醸し出していた。

次ページ:日本から現れた女刺客tricotが遂に姿を表した!!

Qetic編集部

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