ファースト・アルバムをリリースする前に日本を離れる事が決まったシンガーソングライター、Ume。同時進行で制作を進めていたアコースティック・アルバム『Cycles』が本日リリースされた。これまでに発表してきた楽曲をTomoki Ishiiのギターにのせて歌い上げている。Umeによるコメントが到着しているので、あわせてチェックされたし。Umeの今後の活躍に乞うご期待!
Ume『Cycles』
Cycles。廻る。調和と進化。全てがつながっている。始まりは終わりであり、終わりは始まりである。
日本での人生の第一章がもうすぐ終わる。この作品は日本へ、そして自分へのラブレター。作ってきた曲たち、改めてアコースティックでゆったり歌い直した。再度自分を見つめながら。
日本人の血が入ってないのに、日本で京都で生まれ育ってきたのは、何かしら意味があると思っていて。もしかして前世、日本でやり残したことがあって、そのために今世ここに生まれたんじゃないかって思いがあった。
このタイミングで日本を出るということは、多分、自分も気づいてない間にそのタスクをクリアしたのじゃないのかとも思う。
今まで経験し、フィールし、自分の中で気づいてきた「愛」の形、それは今の自分の全てである。Roots。ずっと探し続けてきた私のRoots。それは場所でもなく、人でもなく、物でもなかった。
Words By Ume

京都出身のシンガーソングライター。中国人の母親とモロッコ系イスラエル人の父親を持つ。2018年より音楽活動を開始。ソウルやR&Bを中心に、日常生活や自然の中で得られるインスピレーションを表現している。2021年9月にEP「Feelings」を発表。各方面で高評価を得た。現在は都内を中心に全国各地にてLIVE活動を行いながら、共鳴し合ったプロデューサー達と1st Albumの制作を進めている。
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